バンコク高校教師

2022年09月21日

今学校に思うこと

みなさま、お久しぶりです。

前回記事のタイトルが「15年目スターツ」となっておりましたが、

更新を怠っているうちに、15年目も折り返し地点まで来てしまいました。

今は、すでに1学期の期末試験も終え、成績のまとめをしながら、

来週末に控えた一時帰国に思いを馳せております。

今学期もいろんなことがありましたが、

日本の恒例行事を真似て、漢字一文字で表すとすれば

「変」。

コロナ禍の中、2020年度の2学期からオンライン授業に移行し、

2021年度にいたっては1年を通じてオンライン授業だったためなのか、

通常登校に戻っても、コロナ前とは何かこう空気感が違うのであります。

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これは個人的な感想ですが、前国王が崩御された後あたりから

徐々に若者たちの思想や考えに変化が生じ、

このコロナ禍がそれを後押ししてしまったのかもしれません。

また、僕が15年前に勤め始めた頃は、先輩先生ばかりだったこの学校も、

今では、僕が最年長になってしまうほど、教師陣も若返りました。

7−8年前までは、まだ木の棒でバシバシ生徒を叩いていた先生もいましたが、

今や、そんなことをすれば、すぐにSNSであげられて炎上する時代。

このブログを始めた頃と比べても、学校や生徒の雰囲気は変わってしまったわけです。

あ、でも「昔はよかった」と懐かしんでいるわけではないんですよ。

むしろ、このダイナミックな変化を楽しんでいきたいなと、そんな気持ちでいるのです。

僕も還暦まであと5年ちょい。

いつまで勤められるかわかりませんからね。

どんな状況であれ、「今」を味わっていこう。

そんな風に改めて思っています。

では今回はこのへんで、失礼したします。
 
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2022年02月28日

面倒くさい病

みなさんお久しぶりです。

実は1月2月と、学校で何もなかったわけではなく、

書こうと思えばいくらでもネタはあったわけですが、

記事を更新しなかった理由はただ一つ。

面倒くさかったからなのです(笑)。

実はコロナより厄介かもしれない、この面倒くさい病、

私だけでなく、子供達にも蔓延しているようで心配です。

去年の年末から、学年ごとの週替わり通学が始まっていたのですが、

蓋を開けてみれば、通学を選択した学生の方が少数でした。

最初は、保護者の方達が安全策をとって、まだ通わせたくないのかな、

と思っていたのですが、それだけではなかったようです。

どうも、オンライン授業で家にいることが当たり前になり、

わざわざ早起きして、制服に着替え、朝礼に出る生活に戻るのが

想像しただけで面倒になってしまったというのが、本音みたいです。

ましてや、通学のためには、鼻の奥まで綿棒を突っ込まれる、

あの忌まわしきコロナ検査もしなきゃならないわけですから、

オンライン授業を選んでもいいとなったら、そりゃそっちを選ぶのもわかりますよね。

大多数の生徒が、オンライン授業といっても、

スマホでチェックインだけして、あとは鼻でもほじって

日々をやり過ごしていたのでしょうから、もう立ち上がる気力もないわけです。

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さて今回のことで、改めて感じたのが、学校という場所の大切さです。

たとえ、真面目に勉強をしてなかったにしても、

毎朝起きて、登校し、友達や先生と顔を合わせ、

授業時間は嫌でも自分の机に座っている、

そのルーティーンをこなすことが、

子供達の生きるエネルギーとなっていたのではないでしょうか。

そして、それは教師にとっても同じこと。

大勢の子供達と毎日顔を突き合わせ、

褒めたり、なだめたり、怒ったり、諭したりと、

疲れることも多いですが、それ以上に子供達から

パワーをもらっていたのかもしれません。

オンライン授業は教師にとって楽な面もありますが、

その楽を享受しているうちに、僕の教師としてのエネルギーも

徐々に枯渇していってたのだと思います。

5月から始まる来年度がどのようにスタートするのかは、

まだ決まっていないようですが、

面倒くさい病のこれ以上の蔓延を防ぐためにも、


そろそろ以前は当たり前だった「学校」のスタイルに戻さないと、

いけないんじゃないかと思っている今日このごろです。


追記・・

今学期の成績もつけ終わり、再来週、2年以上ぶりに

一時帰国する予定となっております。

このブログの更新がまたいつになるかは、

全くもって私の気分次第ですが、

それまでみなさまどうかお元気でお過ごしくださいませ。

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2021年12月11日

一年で一番うれしいニュース

みなさまおはようございます。

2学期も1ヶ月以上が経過しましたが、

ついに当校も開校の目処がついたようで、

12月20日より、学年ごとの週替わり登校が始まります。

ただ、登校しても密にならぬよう、クラスを2つに分け授業を行うとのこと。

教師は一人なので、どうするねん?って話なのですが

とりあえずやってみようというのは、まさにタイスタイル。

あと、僕にとって憂鬱なのは、毎週行われるコロナ検査。

脳に突き刺さるんじゃないかというぐらい、綿棒を鼻の奥まで突っ込んでグリグリするあれ、

まだ未経験なもんで、「嫌やわぁ」って毎日ため息をついている次第でございます。

でもそんな中、うれしいニュースが飛び込んでまいりました。

「私たちの県自慢」という高校生日本語動画コンテストで、

バンコク第2学区で優勝を果たしたことは、8月のこちらの記事で書きましたが、




次のステージに進んだはずなのに、全く音沙汰がなかったんですね。

で、ちょっとヤキモキしていたわけなんですが、

ここにきて、ついに「結果発表!!」となったわけです。

バンコク第2学区の次のステージは、「バンコク及び東部地区」となっていて、

ここで上位2校に入れば、「全国大会」にエントリーされる運びとなります。

で、肝心の結果は、なんとなんとの、第1位。
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バンコク1の進学校を蹴落としての金星に、

高笑いがしばらく止まりませんでした(笑)

今回は、地方大会の得点がそのまま全国大会に反映されたとのことで、

全国では5位という惜しい結果になりましたが、そこまで高望みはいたしません。

少し早めのクリスマスプレゼントに、もう大大大満足なのでございます。

今年はコロナのせいで、高校生が一堂に会するようなコンテストは開催できず、

やむを得ず、動画コンテストとなってしまい、当初は参加するかどうかすら迷っていました。

なにせオンラインでしか練習できないのですから、

教える方としても、要領を得ないわけです。

でもそんな中で、試行錯誤しながら一つの作品を作りあげ

その作品がこんなに評価されたという体験は

二人の生徒にとっても忘れられないものになるのではないでしょうか。

とりあえずやってみる、

そのことが思わぬよき結果を生み出すかもしれないこと、

僕もこの年齢になって、改めて勉強させられた気がしています。


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2021年11月26日

ネックはお金

みなさんおはようございます。

中高生へのワクチン接種も進み、通学開始の話も聞かれるようになりましたが、

当校では、早くても12月末からということになりそうです。

それには理由があり、

なんでも、未解決の大きな問題があるというのです。

それが1週間に1度のコロナ検査。

その検査に必要なATK検査キットは、

国や県が無償で提供してくれるものかと思いきや、

どうも各自の学校が負担しなければならないらしいのです。

以前にも書いたと思いますが、

ここタイでは、公立学校間でも経済格差が顕著で、

ほとんどの教室にエアコンが設置されている学校もあれば、

ほとんどの教室が灼熱地獄という所もあるわけです。

もちろんうちの学校は後者。

ただでさえ、コロナ禍で授業料の滞納も増える中

生徒の家も学校も火の車。
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というわけで、週に1度、検査ができる予算の見通しがまだたっていないため、

開校が先送りになっているというのですな。

インター校や私立が開校できている理由に、潤沢な資金も関係しているとは

思いもよりませんでした。

そういえば先日、せっせと家の食堂の皿洗いを手伝っている様子を

インスタライブにあげている男子生徒がいましたが、

その一方、皿を一枚洗っただけで、親から褒められるような、

金持ちの子息もいるんだろうな、と遠い目になってしまいました。

ま、お金と幸せは必ずしも比例するものでもないですしね。

将来、うちの学校の生徒たちが、

お金持ちのご子息よりも幸せを感じているってこともあるはず。

経済格差ほど幸福格差はないんじゃないかな、

と、先生は信じておりますぞよ。


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2021年11月15日

2021年度2学期開始

みなさま、お久しぶりです。

すっかり放置していたこのブログですが、

決してやめたわけではございません。

というわけで、またボチボチ更新していきますので、

改めてよろしくお願いいたします。

11月1日より、オンラインで始まった2学期も

すでに2週間が経過致しました。

明日は生徒たちへの2回目のワクチン(ファイザー)接種ということで、

ゆっくりながらも、開校への準備が進んでいるかと思いきや、

タイ人先生たちの見立ては、まだまだじゃない?とのこと。

生徒たちの登校が始まっても、週ごとに学年ごとの分散登校になるらしいし、

2月中旬には2学期の授業も終わってしまうことを考えると、

担当している各クラスの生徒に会える日は、10日もないってわけですよ。

中3、高1とは1回も顔を合わせてないし、高3はこのまま卒業。

本当、すごいことになったものです。

一生で一回しかない、高校時代をステイホームで過ごした彼らが

将来どのような大人に育つのか、

さほど影響がないのか、多大なる影響があるのかわかりません。

ですが、コロナで散々楽しみを奪われた彼らに、

「コロナ世代は勉強してきてないからな」


と冷たい言葉を投げかけるのだけは、やめてあげてほしいな、と

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今からいらぬ心配をしている私なのであります。


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