生活

2017年02月13日

メナムの残照

みなさんおはようございます。

タイは土曜日から三連休で今日はお休み

で、僕も先週のバタバタ帰国から戻ってきて、文化祭まで駆け抜けた身体を休めに、チャトリウムホテルという、チャオプラヤー川沿いのホテルでゆっくりとさせていただきました。

リバーサイドの部屋で眼前に広がるチャオプラヤー川を久々に堪能。

ワンドリンクフリー券をいただいていたので、陽が落ちた頃に36階のラウンジに登ると、このような景色が。



お!これぞメナムの残照ではないか、と感動しましたが、メナムの残照?って方もいらっしゃると思うので、ちょっとだけ説明をば。

タイの小説の数って、日本と比べると無きに等しいほどのものですが、その数少ない中で、タイ人なら知らない者はいない、燦然と輝く不朽の名作があります。

その小説の名は「クーカム」

クーとは対とかペアとかいう意味で、ここでは男女のペアのこと。カムとはカルマ、業のこと。

なので、前世からの業や因縁をひきついだカップルという意味にでもなるでしょうか。

この小説の舞台は、第二次世界大戦時のバンコク。コボリという日本兵と出会ったタイ人女性アンスマリン。最初は進軍してきた日本兵に対し、憎しみを抱いていたのだが、そのコボリこそが運命の相手だと徐々に気づいていき。。


タイでは、ドラマや映画、舞台などで何度もリバイバルされているこの小説。

みなさまも是非といいたいのですが、すでに廃刊になっているみたいですね。

ただ中古本では少々高めの値段ではありますが、出回っているようですよ。

第二次世界大戦中のバンコクの様子などがうかがえる貴重な資料としても価値のあるこの作品。

しかし、この小説の邦題を直訳で「運命の絆」などとはせず、「メナムの残照」とされたところが、なんともハイセンス

まさにメナムの残照を目にして、僕もこの名作をもう一度読み返したくなっちゃいました。。

今回もお読みいただきありがとうございました。
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berialshunnya at 09:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2017年01月10日

ソイを語らずしてバンコクは語れず

タイで、ソイというのは大通りから中へと入っていくこんな小道のこと。

路地よりは広いが、大通りでもない、それがソイ。

大通りが幹とするとソイは枝。太い枝もあれば細い枝もあります。

で、ソイはまさに枝のごとく大通りの両方から伸びているのですが、北ソイ1南ソイ1という呼び方にはなっておらず、

南北もしくは東西で、奇数のソイ側、偶数のソイ側に分かれているんです。

なので一方はソイ1からはじまって次はソイ3、もう一方はソイ2からはじまって次がソイ4となるわけです。 

南北もしくは東西で均等にソイができているわけではないので、ソイの数が大きくなるにつれて、奇数と偶数にずれが生じます。

たとえば、ソイ33の向かいがソイ18だったりとかする場合もあるわけです。

となりのソイ同士がつながっている場合もあれば、そうでない場合もあり、バンコクを俯瞰すると巨大迷路のように見えるかもしれませんね。

そして、そんなソイの中こそが、B級グルメの宝庫なわけでございます。 

我が家の近くにもいろいろなソイがありますが、中でも食事処がたくさんあるのが
ここ、ラチャダーソイ3。

うちからだと歩いていくには遠く、かといって車でいっても停められない。

そんな時の強い味方が


こやつ。Aの愛車でございます。

僕はバイクの運転ができないので、後部座席専門。

昨日の記事でも書きましたが、バンコクで、一番速い乗り物はバイク

これで行けばラチャダーソイ3までは5分。軽く食事を済ませたい時などには最適なのです。

ラチャダーソイ3のソイグルメについてはまた後日おとどけいたしますね〜。

今回もお読みいただきありがとうございました。    押して押して~
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