2020年10月21日

おねだり上手も一つのスキル

みなさんおはようございます。

現在テストの採点を終え、1学期の総合点をまとめているところですが、

この成績に関しては僕は相当甘めでありまして、

やることさえやってれば、だいたい一番いい成績である「4」がとれるように、

課題を与えたり、テストを作成したりしています。


辛めの成績をつけるより、

あいつでもあんないい成績が取れるなら、自分でもいけるんじゃない?

って思ってもらおうという趣旨もあると言えばあるのですが、

まあそれは、自分のこの甘々な性格に対する単なる言い訳かもしれません(笑)。

しかし、ここまで甘くしてやっても、クラスの3分の1は「4」に届かないのが現状。

この間の高2のテストでも

「この問題が一番簡単だから絶対間違うなよ」って教え込み

「ラジャー!任せといて」って言っていた男子生徒の解答用紙を見て

「新婚さんいらっしゃい」の桂文枝師匠のごとく

椅子から転げ落ちそうになってしまいました。。

それでも、何回も気をとりなおしながら、採点を行い、

1学期の総合点と成績をクラスのグループラインに告示したところ、

来るだろうなと思ったら、案の定やって来ました。

「先生〜!あとたったの2点で70点だよ〜。2点分課題ちょうだい〜」

っていう件の男子生徒。

こちらも、先ほど裏切られたばかりなので、

その裏切り行為が記された解答用紙を見せながら

「やだ」って不機嫌な顔をしてみせるのですが、

それでも、「ね、ね、ねーてば、ねー」って擦り寄ってこられると、

「あ〜、もうわかったから」ってなっちゃうわけです。

しかし、こういう言ったもの、ねだったもの勝ちというのは、

実社会でも多く見られることで、買い物をするときなんかでも、

「買うから何かおまけつけてー」とか「もうちょっと値引きしてー」とか

「また友達紹介するから、ね、ねー」とか、

とりあえず言ってみないことには、特別サービスが受けられないこともありますし、

交通違反の取り締まりでの警官とのやりとりでも、

「切符を切らずにこの場で済ませてもらえませんかねー」なんていう

やりとりでウィンウィンに持ち込むみたいなこともあったりするわけです。

「お願いすれば、なんでも通ると思うなよ」ってのも正論ではありますが、

「お願いしないことには、通るものそもそも通らない」ってのも、また真実。
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同じお願いでも、通るか通らないかを決めるのは人間力。

うちの子たちは学力や経済力では優秀校にはかなわないかもしれませんが、

そこは人間力でカバーしてほしい、と願いながら、

結局は、無理やりひねり出した特別課題を彼に与えて、

「先生、コップンカップ」とワイをされる私なのでありました。


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berialshunnya at 09:00│Comments(0)バンコク | バンコク高校教師

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