2020年10月14日

味わってほしいあの感覚

みなさんおはようございます。

当校では来週火曜日から期末テストが始まるのですが、

第2外国語のテストは、その期間前の授業中に済ませておくことになっています。

テスト内容については、完全に担当教師の自由裁量に任されていて、

毎年同じテストを使用していたとしても、全くかまわないのですが、

さすがにそれでは無責任すぎるというもの。

なぜなら、その学年ごとに学力や学習に対する積極性も違いますし、

クラスが、テストに対して一丸となって乗り越えようとしているのかどうか、

ということも、結構大切な点となってきます。

そんな諸々の要素を加味しながら、

「ある程度真剣な努力をはらえば、その努力に見合っただけの点が取れる」

というテストを作成することを、毎回心がけています。


また、テスト問題についても、どのような問題が出るかは、ほぼほぼ伝えます。

「この単語シートのここからここまで」とか、

「この練習問題の中から3問」とか、

「この問題とこの問題は簡単だから、せめてここだけは覚えなさい」とか、

それは、もう手取り足取り。

今まであまり勉強をしてこなかったであろう生徒には、

まず「勉強も悪くないじゃん」と感じてもらうことから始めるのが一番。

あんまり興味のない日本語の単語なんて覚えたくもないでしょうが、

その面倒なことをした結果、テストに合格できたという、成功体験こそが、

僕がテストでみんなに得てほしいものなのであります。

日本語は将来役に立たないかもしれませんが、

身についた「やればできたぁ」という感覚は、

どんな仕事をするにしても、きっと意味があるものになると思うんですよね。
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しかし、親の心子知らず、ならぬ、先生の心生徒知らず(笑)。

「あんだけ言ってやったのにー」という僕に、

「ごめんごめん、覚えようと思ったら寝ちゃってた」

なんて悪びれもなく言ってくる、生徒もいるんだろうなぁ、と

いうことは、この13年間で僕が学んできたことでもあるのです


今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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berialshunnya at 09:00│Comments(0)バンコク | バンコク高校教師

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