2020年09月16日

天使の都と呼ばれる町

みなさんおはようございます。

いきなりですが、

「ホストには2種類いる。俺か俺以外」

っていう、ローランドさんの決め台詞をご存知でしょうか。

あ、間違っても、

「日本語教師には2種類いる。僕か僕以外」

なんて言い出すつもりはつもりはないので、ご安心ください。

そうではなくて、このセリフを借りて言いたかったのは、

「タイには二つの場所がある。バンコクかバンコク以外」

ってこと。。

首都東京以外にもビルが立ち並ぶような大都市、中都市が点在する日本とは違い、

タイではバンコクのような大都市は、首都バンコクのみ。

そのため、一極集中具合は半端なく、

バンコクという町はもしかすると、東京以上に地方出身者が多い町のかもしれません。

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バンコクの中心地の一つであるラチャダーに位置する、うちの学校も例外ではなく、

先生たちも、バンコク生まれバンコク育ちという人の方が少ないぐらいで、

多くの方が学校内の寮か、近くの安いアパートに住んでいらっしゃいます。

そして、それは生徒たちも同じこと。

この前、先生たちが話しているのを耳にしたところ、

うちの学校は、特にイサーン地方か南部から出てきた保護者の子供が多いようで、

コロナ禍で、職を失った方も少なくないのでは、とも聞いています。

バンコクには、それこそ、名家のお金持ちの子息が通うような、

私立名門校やインターナショナル校も多数あります。

うちの学校の学費は、そういったところの約50分の1(下手したら100分の1)。

しかし、それも払えず、滞納している家が多いのもまた現実。

外国人にバンコクの名で知られているこの町のタイ語名はクルンテープ。

クルンテープとは「天使の都」という意味でありますが、

こういう厳しい現実を見ていると、

その天使に微笑まれているのは、ごく一部の住人なのだよな、

と、皮肉のひとつも言いたくなるのでありました。。


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berialshunnya at 09:00│Comments(0)バンコク | 日本語教師

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