2020年07月24日

あせらなくてもいいよね

みなさんおはようございます。

タイ人のマスク姿にもすっかり違和感を感じなくなってきましたが

コロナが深刻化してから、まだ半年もたってないんですね。

でも今では、世界中を当たり前のように行き来できていた時代が、

なんだか随分前のように感じられますし、

そう簡単にはあの時代に戻ることはないんじゃないかなぁとも感じています。


そういえば、僕が子供の頃というのは海外旅行なんて、

お金持ちにしか縁がないものでした。

そんな海外旅行が誰でも気軽にできるようになったのは、

日本ではたかだかここ20-30年ほどの話。

タイの場合は、ここ5年ぐらいと言ったところでしょうか。

そして、そういう時代が当たり前に続くと誰もが思っていたのでしょうが、

長い目で見ると、私たちは、ただただそういうラッキーな時代を

生きてきただけなのかもしれません。


さて、先日目にしたアンケート調査によると

現在、タイ人の9割が、外国人の入国に否定的な考えを持っているとのことです。

もちろん、そう答えた彼らも、

観光産業が今までのタイ経済の重要な柱だったことは十分理解しているでしょう。

しかし、コロナウイルスの危機にもう一度晒されるぐらいなら、

今のコロナフリー状態を守るために、ある程度経済が犠牲になってもいいのでは

というのが、今の国民の総意のようにも感じるのです。

FullSizeRender

何と言っても、タイは田に米あり水に魚あり

とうたわれるほど、食べ物には溢れている国。

気候も年中暑いため、餓死や凍死の危険性が極端に低く、

贅沢をしなければ、それなりに生きていけるわけであります。

そして、現在は国内感染者が2ヶ月近く出ていないセーフティーゾーン。

なら、コロナが完全に終息するまでこの状態を保っていた方がいいよね、

と思う気持ちもわからなくもないですし、

僕にしても、今の日本の状態を外から見ていると、

タイにいる方がよほどいいや、と感じるわけです。

あせってもどうにもなるものでもないですし、

今は、前国王様が推奨した「足るを知る経済」の教えのもと、

タイ人のみなさんとこの時代を日々粛々と生きていきたいと考えています。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

こちらのボタンもポチッとよろしく!
にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ

facebook→https://www.facebook.com/shunya.nagao



berialshunnya at 09:00│Comments(0)バンコク | 日本語教師

コメントする

名前
 
  絵文字