2020年06月22日

深夜特急再放送

みなさまおはようございます。

今夜から3夜連続であの名作「深夜特急」が再放送されると聞き、

先週「深夜特急」に関するツイートを3連投したところ、
いつもとは違ったその反応の良さに、

やはりこの作品に思い入れがある人が多いのだなぁと、再認識いたしました。

深夜特急への愛をこんなに連打しておいてなんなのですが、

実は、私、バンコクを初めて訪れた33歳までは、

全くと言っていいほど旅に興味がない人間でした。

しかし、人生というのはまことに不思議なもので、

国がどこに位置するのかも知らない中で、半ば無理やり連れてこられたバンコクだったのに、

ドンムアン空港から一歩でた瞬間に「ここだ」というインスピレーションを受け、

それをきっかけにタイとその周辺国をよく旅するようになったのでした。

そしてそんな中、その時にはすでに、発売されてから15年ほどたっていた、

当時のバックパッカーの聖書ともいうべき沢木耕太郎氏の「深夜特急」を手にしたのでした。

インドからロンドンまでバスで移動するという酔狂な目的のためだけに旅に出た、

若き日の筆者、沢木耕太郎。

スタート地点のインドまでたどり着くまでに、香港、タイ、マレーシア、シンガポールと何ヶ月も費やし、

そのアジアの呪縛から逃れるために、ついにインドのカルカッタへと飛んだ筆者。

そのカルカッタ編が非常に印象的で、今から13年前に20日間のインド・ネパール旅行に出た時も、

わざわざスタートをデリーではなく、カルカッタにしたほど。

こんな風に「深夜特急」に影響を受けて、沢木さんが記した場所を目指し、

バックパックを背に旅に出られた方も多いのではないでしょうか。。
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そんな名作深夜特急ですが、今夜から再放送されるドラマ版では、

もちろん原作と異なるシーンもあったりするのですが、

そんなことが全く気にならないほど、

大沢たかおさんの演技がかっこよくて素晴らしいんですよね。

いや、その姿は演技というよりは、若き日の沢木さんが乗り移って旅をしているかのよう。

フィクションとノンフィクションが程よく混じり合い、

その素晴らしい演出で、各旅先の匂いが画面から立ちのぼってくるのです。

現在はそれこそyoutubeなどで全世界の綺麗な景色をいつでも見られるわけですが、

「深夜特急」のあの臨場感には全くもって叶わない、そんな気さえするのです。

もちろん、このドラマも20年以上前に放送されたものなので、

現在とは旅のスタイルは全く異なっていることでしょう。

しかし、旅の中でこそ得られる、感動、寂寥感、無力さ、達成感などは

普遍的なものとして、今の若者たちにも十分伝わるものなのではないでしょうか。

深夜特急(1~6) 合本版
沢木 耕太郎
新潮社
2015-03-20



劇的紀行 深夜特急 [DVD]
松嶋菜々子
ソニー・ミュージックディストリビューション
2002-03-20



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berialshunnya at 09:00│Comments(0)

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