2020年04月22日
タイ米の黒歴史
みなさんおはようございます。
今やバンコクのスーパーではたやすく日本米が手に入るようになりましたが、
それでも、やはり毎日の生活で基本的にお世話になっているのはタイ米。
僕がいつも買っているのは、こちらの赤い袋のホームマリ。
袋にも書いてあるのですが、香り豊かで柔らかく、適度な粘りがあるのが特徴です。他のお米に比べると少し高いですが、やはりお米は大事ですもんね。
料理がまずまずでも、お米でガクッとなった経験というのは、
みなさんも定食屋さんなどであると思うのですが、バンコクの食堂でもそれは同じ。
というか、食堂や屋台では基本的においしいお米は期待できません。
なので、学校にお米だけ持っていって、好きなおかずだけ買ってきて食べる方が、
体にも心にも衛生的なのであります。
とここまで書いて、こんなこと昔も書いたことあったようなと、
過去記事を検索すると、
やはり書いておりました(笑)。
では、ここからは前回とはちょいと違うことでも書かなきゃね、
と、思い出したのが、1993年に日本で起きた米騒動。
冷夏による米不足に対処する形で、タイからタイ米を輸入したのですが、
それまで、タイ米なんてものを食べたことも見たこともなかった、
昭和生まれの主婦たちには非常に不人気だったようであります。
炊飯時の水加減も違うし、何より日本のおかずとは相性があまりよくない。
だからといってそのタイ米に合わせるようなエスニックなレパートリーも持ち合わせていない。
というわけで、うちの母親なんて、庭先でスズメの餌付けに使う始末
また、その時輸入されていたタイ米というのが、どうもあまり質のよくないものだったらしく、
余計に「タイ米=まずい」という残念なイメージがついてしまう結果になってしまったようです。
しかし、その騒動からすでに25年以上が経過した今では、タイ料理は日本人にとってもポピュラーなものになり、
また、実際タイで本場のおいしいタイ米を口にされた方も多くなったでしょうし、
もうすっかり汚名は返上されているでしょうね
蛇足になりますが、今日紹介したお米でカオパット(タイチャーハン)を作ってもおいしいですよ。
よく、パラパラチャーハンの作り方、なんていうレシピを目にしますが、
タイ米を使ったら、嫌でもパラパラになりますしねー。
なんか、料理上手になった、そんな気分にもさせてくれる素晴らしいお米なのでありました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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