2019年09月19日
７人のボーイスカウト
みなさんおはようございます。
高３の生徒に、僕が「さとる」と命名した生徒がいます。
彼は中学時代から、学校の仏教行事を取り仕切り、
その仕切りでは、先生を含め、右に出るものはいないほど。
高３の今では、その図体も含め、完全に村の相談役のような風格を備えてきています。
(彼については過去記事もありますのでぜひ ↓ ）
↓
さて、タイの公立学校では日本と異なり、
中学の３年間、ボーイスカウトの授業があり、校外キャンプなども行われます。
そして、さとるは高校生になっても、ボーイスカウトとして、後輩の面倒をよく見てました。
まあ、そういった活動が多すぎて、日本語クラスにいながら、日本語の課題は、
友達のボランティア精神に頼る結果になっていましたが、
それは持ちつ持たれつということで。。
さとるはさとるで、そういった活動によって稼いだ、社会科の点数があまりまくり、、
その点数を友達に分け与えてましたしね。
点数を分け与えることができるってのも（先生全員がそういうシステムをとっているわけではないですが）、助け合い精神を大事にするタイならではですな。
で、そんなさとるですが、
なんとこのたび、
映画デビューを果たすこととなりました！！
この話を聞いたとき、「どうせエキストラでしょ？」なんて失礼なことを思ったのですが、
これがなんとちゃんとした役なんですわ。
なんでも来年3月に上映予定の、タイでは有名な映画監督による
「７人のボーイスカウト」という映画で
お得意のボーイスカウト役で出演するらしく、
どうもボーイスカウト役のデブ募集（笑）というオーディションに
さとる自ら、友達に相談することもなく乗り込んだらしいんですよ。
その話を知った僕とギック先生、
「え？俳優志望やったん？」って大爆笑。
新学期に会ったら散々からかってやろうと、めっちゃ楽しみな私。
でも、撮影に忙しくて、２学期はあまり学校に来られないかもね〜（笑）。
もし将来大俳優になったら、テレビで先生のことも話してもらわなくちゃだし、
3月の試写会には、ギック先生と大きな花束でも持ってかけつけますわ。
では、撮影頑張れよー、さとる！！
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