2018年09月24日

けいじ君の最後の闘い

みなさんおはようございます。
今学期の最終イベント、日本語能力全国大会が、昨日ランシット大学で行われました。

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各地方の予選大会を勝ち上がった高校生が集まってくる様子は、甲子園さながら。

けいじ君の出場するスピーチは、北部、東北部、バンコクおよび東部、中部および西部、南部の5つのゾーンから各3名がエントリー。

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バンコクおよび東部大会をギリギリ3位で勝ち抜けたけいじ君だけに、目標は、「力を出し切って笑顔で帰ること」ただ一点のみ。

そしてクジで決まった出番は2番目。

今までの予選では最後の方の出番が多かったので、どうだろうなあ、と思ったのですが、

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そんな僕の不安をよそに、余裕の笑顔で話しきり、審査員の二つの質問にも、ビシッと答えてくれた彼。もう、フィギュアスケートのコーチのように両手を広げて出迎えてあげたくなりましたよ。

しかしその後、けいじ君より日本語の発音が上手で、賢そうな才女がたくさんでてきたので、テクニカル点では、彼女たちには及ばないことは感じていました。

でも、こちらには、オネエが笑顔でかもし出す柔らかい雰囲気という、芸術点の強みがあります。

総合的に見て、5位の敢闘賞に手がとどけば、うれしいな、と思っていたのですが。

午後の結果発表。。

敢闘賞から順々に名前が呼ばれていく中。

残念ながら最後までけいじ君の名前が呼ばれることはありませんでした。

こうやって、練習期間を含め、6月から3ヶ月にわたる、けいじ君の闘いは終わりましたが、

地区大会から始まり、3回も大きなステージで日本語のスピーチを披露できたことは、きっとこれからの自信につながることだろうと思います。

そして、教師と生徒のカマカマタッグが全国大会まで行けたことは、

僕にとってもいつまでも素敵な思い出として残るでしょう。

けいじ君、ありがとう&おつかれさまでした。

これからも日本語頑張ってね!!


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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berialshunnya at 09:00│Comments(0)バンコク | 日本語教師

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