2021年06月

2021年06月28日

笑えているかい?

皆様おはようございます。

オンライン授業が始まって1ヶ月。

私もこの授業形態にすっかり慣れてしまい、

いざコロナが終息した時に、元の授業スタイルに戻る気力が残っているかが

ちょっと不安な今日この頃であります。



授業中のやかましい話し声が聞こえないし、

反応してくれる生徒は、基本的に勉強に興味のある女子なので、

なんとなく自分の授業がうまくいっているかのような

そんな錯覚に陥りそうですが、

ただただ、勉強したくない子や、すでに落ちこぼれてしまった子が

見えないだけというのが本当のところ。

頭のいい生徒ばかりが集まる進学校だと、

登下校の時間が節約されることで、オンラインで逆に学力が伸びる、

なんてこともあるかもしれませんが、

うちあたりの学校では、何もしない子は本当に何もしないので、

あの子たち、このまま引きこもりになるんじゃなかろうか、

なんてあらぬ心配をしてみたり・・

こんな特殊な高校生活を送っているあの子たちは、

もしかしたら、今までの大人とは違う価値観が育まれているやもしれず、

将来、コロナ世代なんて言葉も出てくるのでは、なんて思っています。


さて、バンコクの感染者数は減るどころか、2ヶ月半ずっと高止まり。

接種が進んでいるワクチンも、どこまで効果が見込めるやらわからず、

本当にいつ生徒の登校が始まるのか、全く見えない状態です。

学業を諦めなければならない学生が65,000人に上るという試算も出ているようですが、

コロナ以前から、授業料滞納問題を抱えていた本校も、

その事態が悪化することは必至。

僕の生徒の中にも、家計を助けるために、Grabの配達員をやったり、

お母さんの仕事を手伝ったりしているために、

授業を休みがちな生徒もいます。

また、バンコクに住み続けることができず、地方の学校に転校した子もいたりと、

コロナの影響は徐々に明るみに出てきているようです。

IMG_0326

このパソコンの画面の向こうにいるだろう生徒たちの顔から、

コロナ以前に見たあの笑顔が消えてしまっているのではないかと、

そんな不安に駆られる瞬間もあったりするのです・・













今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
こちらのボタンもポチッとよろしく!にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ

にほんブログ村

instagram→https://www.instagram.com/shunnyaberial/
twitter→http://twitter.com/berialshunnya
facebook→https://www.facebook.com/shunya.nagao



2021年06月21日

ワクチン接種証明書

みなさんおはようございます。

3週間ほど前に書いたこちらの記事ですが、

僕が今まで書いた記事の中で最もアクセス数が多かったようで、


やはり今みなさんが一番気にしている話題が、
ワクチンなのだろうということがよくわかった次第です。

ていうか、今まで書いてきた、学校関係の記事はなんだったんだろうというぐらい

アクセスが伸びていて、それはそれで、うん?ってなったのではありますがね・・

さてさて、医療従事者に続き、教師たちに優先的にワクチンが提供されることになったため

外国人である私にまで、一足先に回ったきたワクチンでありますが、

銘柄はシノバック1択。

効き目が少ないのではないかと取り沙汰されている、こちらのシノバックですが、

確かに1回目打った時、副反応はほぼゼロ。

「性欲が増す」とかいう都市伝説を聞いていたせいか、

変にエロい淫夢を見てしまったのが、唯一、副反応らしい副反応(笑)。

学校の先生方の誰にも症状らしい症状が出なかったため、

「砂糖水でも打たれたのかしら」なんていう冗談も聞かれたぐらいでした。

しかし、どうも抗体は接種2回目にできるみたいだし

さすがにその時はなんかあるんじゃない?

というか、微熱ぐらい出てくれないと困るんですけど、って挑んだ2回目だったのですが、

今回も淫夢すら見ることなく、全くもって反応ゼロ。

授業を休む気満々だったのに、結果100パーセント通常運転となってしまいました。

身体的感覚を頼りにするならば、残念ながら

「多分抗体獲得できとらんな。」というのが正直なところ。

しかし、この私、タダでは転びません。
FullSizeRender
たとえ、抗体が獲得できなくても、ワクチン接種証明書はしっかりゲット。

タイ人のみなさんはアプリで「接種済」を証明するようなのですが、

タイ人IDがなくそのアプリをダウンロードできない我々外人のために、

ちゃんとした紙の証明書を作ってくれたのはありがたい限り。

こういう仕事が妙に早かったりするのも、タイの不思議な一面だったりもします。

しかし、その証明書の存在を、最後の最後のカウンターにたどり着くまで、

どのスタッフも知らない、というのも、また不思議だったのですがね。

これはもう無理だな、と諦めたところに、光が差し込むパターン、

これも一つのタイあるあるだったりもするのです。

そして、この週末に向かったのが、

私とパートナーが大好きなつけ麺屋さん「FUJIYAMA55」

IMG_0380
なんと、今月末までワクチン接種者は何回でも店名にちなんで

55パーセントオフなのであります。

こういうプロモーションがどんどん出てきてくれれば、

ワクチン打った甲斐があるってもんなんですけどね。

この際、抗体云々は運を天に任せることにいたしますわ。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
こちらのボタンもポチッとよろしく!にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ

にほんブログ村

instagram→https://www.instagram.com/shunnyaberial/
twitter→http://twitter.com/berialshunnya
facebook→https://www.facebook.com/shunya.nagao



berialshunnya at 09:00|PermalinkComments(1)

2021年06月14日

TFH

みなさんおはようございます。

今日6月14日から、正式に2564年度の第1学期が始まることとなりました。

月始めから行っていた授業は、どうもプレ授業だったということなのですが、

そこらへんの扱いも、実は学校の誰もわかっていないというのが現状。

1学期末がいつなのかもまだ知らされていませんし、

こういう状況なので、タイお得意の行き当たりばったり、

もとい、「臨機応変」に対処していくことになるのでしょう。

そういえば、先週までの2週間は、教師がAグループとBグループに分かれて、

日替わり登校していたことは、この記事でもお伝えした通り。



記事内でも書いたとおり、なぜにバンコクの中でも特に感染者が多い

レッドゾーンに位置する学校にわざわざ出かけて、オンライン授業をしなきゃなの?

と疑問に感じていたのですが、やはりそこには大した意味もなかったようで、

今週からは、AもBもなく、教師全員毎日自宅から授業を行う、

TFHということとなりました。

IMG_0297

うん、やはり臨機応変という言葉はちょっと違いますな・・

さて、タイの中でも感染者が少ない地方の学校の中には、

今日から生徒の登校が始まるところもあるようですが、

バンコクの学校がそうなるのは、もうちょっと先のことになりそうです。

僕の生徒にも、家族全員が感染してしまった子もいたり、と

とにかく今は、この危機的状況を皆無事に乗り切ることが先決。

今大急ぎで摂取が進んでいるワクチンの傘で、

バンコクの子供たちとそのご家族が安全に暮らせる日が早く来るように、

今はただ祈る毎日なのです。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
こちらのボタンもポチッとよろしく!にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ

にほんブログ村

instagram→https://www.instagram.com/shunnyaberial/
twitter→http://twitter.com/berialshunnya
facebook→https://www.facebook.com/shunya.nagao



2021年06月04日

誰もいない教室で

みなさんおはようございます。

いよいよ火曜日からオンライン授業が始まったのですが

教師はAチームとBチームが日替わりで登校する、ことになりました。

でも、うちの学校があるホイクアン地区は、市場でクラスターが発生したりと、

タイの中ではコロナ感染危険度マックスな濃赤地域。

正直、今住んでいるサムットプラカン県から、1時間車を運転して

わざわざデンジャラスゾーンに出かけ、そこからオンライン授業をするなんて

全くもって「ダレトク?」てな感じなのですが、

まあ、そう決まったのなら、仕方ありますまい。

というわけで、先行のAチームに振り分けられた私、

さっそく、火曜日に学校に行ってまいりました。

オンラインなので、もちろん職員室からも教えられるのですが、

他の先生も教えてたり、人の出入りもあったりするので、

ちょいと落ち着かないんですよね。


で、せっかくはるばる学校まで来たんだから、

と、日本語教室を貸し切ることにいたしました。

広くがらんとした教室でオンライン授業をしていると、

なんだか、この場所で目の前に座っていた40人の生徒が、

SF映画のように、パソコンの画面の中に閉じ込められてしまったような、

そんな不思議な気持ちになったり・・

そういえば、この教室、女性の幽霊の目撃談多数あったよな、とか

いらぬこと思い出してみたり・・

と、それはそれで、非日常的な感覚を楽しむことができました。

IMG_0139

それにしても、この日本語教室に日常が戻ってくるのは、一体いつになるのやら。

ま、やかましい生徒たちが戻ってきたらきたで、大変なのはわかってるんですけどね(笑)。

それでもやはり、高校の時に友達と教室で過ごした時間というのは、

一生忘れられないぐらい、馬鹿馬鹿しくも輝かしい時間だったりするもの。

生徒達がパソコンの画面から飛び出て、

教室に戻ってこれる日が早く来ますようにと、

学校のお釈迦様にお願いする日々なのであります。

FullSizeRender

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
こちらのボタンもポチッとよろしく!にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ

にほんブログ村

instagram→https://www.instagram.com/shunnyaberial/
twitter→http://twitter.com/berialshunnya
facebook→https://www.facebook.com/shunya.nagao