2020年10月

2020年10月23日

今ここ生活で乗り切れた1学期

みなさんおはようございます。

今日はラマ5世の亡くなった日ということで祝日。

ん?そんな祝日、今まであったっけ?っと一瞬思ったのですが、

そういえばこの時期は毎年学期休みで帰国していて、

祝日も何も関係なかったんだ、と判明いたしました。

思い返せば1ヶ月半遅れで始まった今学期は、

偶数と奇数の学番を交代で登校させるというコロナ対策で幕を開け、

毎年行われていた学校行事はすべて取りやめになったかと思えば

8月から一斉登校が始まってからは、密問題などどこ吹く風。。

ある意味、世界から隔絶されたかのように、コロナフリーを謳歌し

現在といえば、コロナのことはすっかり飛んでしまい、

当校の高校生たちもこぞって参加するような、

国の根幹を揺るがすような反政府運動が巻き起こっているという状況。

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私生活の面では、ちょうど新学期が始まった頃に入院し、大腸癌で余命4ヶ月と言われ、

これはもう直接言葉を交わすことも難しいかなと思っていた父が、

現代医療と、優しいケアマネージャーの方のお世話になり、

現在はありがたいことに、家でQOLを保ちながら、母と二人で生活できているようです。

癌も受け入れてくれている父の体を蝕むことをやめて共存を決め込んでくれたのか、

住み慣れた家に戻り、どんどん元気が戻って来ているようで、

先日も電話でタイ情勢などについて30分ほど会話をすることができました。

ま、こんな感じで、私生活でも仕事でもこの4ヶ月の間で、

なんやかんやと乱気流に巻き込まれていたわけですが、

そんな中でも、粛々と日々生活を送ることができたのは、

やはり「今ここに気づく」というお釈迦様の教えのおかげなのではと思っています。

飲み込まれそうな不安が襲ってきたら、その不安を知って、そっと手放す。

仕事でイラっとしそうになったら、そのイライラを知って、そっと手放す。

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このやり方を心がけるようになってから、僕のQOLも相当に向上したように感じています。

2学期が始まる頃には、状況がどのように変化しているかは

まだ見通しが全くつきませんが、どのようであれ、

僕ができることは、「今ここに気づき」ながら間違いを犯さず、日々生活していくこと。

そして、そのことを怠らなければ、自然とよき縁とよき流れに恵まれる、

そのことはもう確信となって、僕の今の人生を支えてくれているのであります。


最後に。。

そんな波乱の1学期も終わりを迎えようとしており、残す仕事もあとわずか。

ここから1ヶ月ほどは、学校に行く機会も少なくなるということで、

このブログも開店休業状態になると思いますが、

SNSの方は相変わらず発信していく予定ですので、よろしくお願いいたします。

では、みなさま、また2学期にお会いしましょう!!


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2020年10月21日

おねだり上手も一つのスキル

みなさんおはようございます。

現在テストの採点を終え、1学期の総合点をまとめているところですが、

この成績に関しては僕は相当甘めでありまして、

やることさえやってれば、だいたい一番いい成績である「4」がとれるように、

課題を与えたり、テストを作成したりしています。


辛めの成績をつけるより、

あいつでもあんないい成績が取れるなら、自分でもいけるんじゃない?

って思ってもらおうという趣旨もあると言えばあるのですが、

まあそれは、自分のこの甘々な性格に対する単なる言い訳かもしれません(笑)。

しかし、ここまで甘くしてやっても、クラスの3分の1は「4」に届かないのが現状。

この間の高2のテストでも

「この問題が一番簡単だから絶対間違うなよ」って教え込み

「ラジャー!任せといて」って言っていた男子生徒の解答用紙を見て

「新婚さんいらっしゃい」の桂文枝師匠のごとく

椅子から転げ落ちそうになってしまいました。。

それでも、何回も気をとりなおしながら、採点を行い、

1学期の総合点と成績をクラスのグループラインに告示したところ、

来るだろうなと思ったら、案の定やって来ました。

「先生〜!あとたったの2点で70点だよ〜。2点分課題ちょうだい〜」

っていう件の男子生徒。

こちらも、先ほど裏切られたばかりなので、

その裏切り行為が記された解答用紙を見せながら

「やだ」って不機嫌な顔をしてみせるのですが、

それでも、「ね、ね、ねーてば、ねー」って擦り寄ってこられると、

「あ〜、もうわかったから」ってなっちゃうわけです。

しかし、こういう言ったもの、ねだったもの勝ちというのは、

実社会でも多く見られることで、買い物をするときなんかでも、

「買うから何かおまけつけてー」とか「もうちょっと値引きしてー」とか

「また友達紹介するから、ね、ねー」とか、

とりあえず言ってみないことには、特別サービスが受けられないこともありますし、

交通違反の取り締まりでの警官とのやりとりでも、

「切符を切らずにこの場で済ませてもらえませんかねー」なんていう

やりとりでウィンウィンに持ち込むみたいなこともあったりするわけです。

「お願いすれば、なんでも通ると思うなよ」ってのも正論ではありますが、

「お願いしないことには、通るものそもそも通らない」ってのも、また真実。
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同じお願いでも、通るか通らないかを決めるのは人間力。

うちの子たちは学力や経済力では優秀校にはかなわないかもしれませんが、

そこは人間力でカバーしてほしい、と願いながら、

結局は、無理やりひねり出した特別課題を彼に与えて、

「先生、コップンカップ」とワイをされる私なのでありました。


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2020年10月19日

他校の生徒と交流してみて。。

みなさんおはようございます。

この土日、とある有名公立学校の高2の日本語キャンプのお手伝いに行ってまいりました。

あ、キャンプといいましても、泊まりがけで

キャンプファイヤーを囲んで肩を組みながら。。

というものではなく、

要するに日本語クラスの学生が教室をはなれて、

日本語を使ったゲームや課題などに楽しく取り組む、

と言ったもので、キャンプとはいえど催し会場は講堂。

その学校、優秀な学生が多いというのは知っていましたが、

からんでみると確かに肌で感じる「できる」感。

今まで勉強してきたことがピラミッドのように

着実に積み上がってきているような感じといいましょうか。

いつも波打ち際に砂山を作っている身としましては(笑)

ちょっと圧倒されるような、そんな気にもなったのでした。

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さて同じ公立学校でも、色々あるというのは、ここでも何回も書いてきましたが、

身も蓋もないことを言いますと、

家庭の経済力と、子供の学力というのは、一部の例外を除いて、

ほぼ正比例の関係を示すものであることは間違いないと思います。

評判の良い学校には、教育熱心な父兄からの寄付金も多く集まり、

そういった環境で子供たちは、同じような境遇の子供たちと時間を共にし、

楽しみつつ勉学に取り組んでいくという相乗効果が見られます。

そしてその逆もまた然りなのであります。

バンコクの教育熱心な親御さんが一番気にかけてらっしゃるのが、

実はこの「教育環境」なのではないかと感じることが度々あります。

それは、そういった環境の中で培われていくコネクションが

社会に出てから成功の切り札になることをご存知だからだと思うのです。

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「できる」高2の生徒さんたちと時間を共有しながら、

「できる」とは言えない僕の高2の生徒たちの顔を思い出し、

あの子達、世知辛い世の中でちゃんとやっていけるのだろうか、

とちょっと胸が苦しくなったというのが、

今回のキャンプの正直な僕の感想なのでありました。


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berialshunnya at 09:00|PermalinkComments(0)

2020年10月16日

暑くて不衛生な場所

みなさんおはようございます。

最初に申し上げますが、今日の記事は短めに終わらせますね。

というのも、実は現在、ちょこっと体調を崩していて、

元気度がいつもの70パーセントぐらいなのですわ。


僕は体調を崩しても、熱が出たり、食欲がなくなったりすることはないので、

病気というほどではなく、デトックス週間なのだろうと、勝手に理解しています。

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実は、うちの学校というのは、バンコクのラチャダー通りという

繁華街の中に位置する学校で、その場所柄もあって、敷地面積は狭いのですが、

生徒数は中高で2500人、職員数は100人と、「密」を形成しやすい環境。

また、蒸し風呂のような教室とクーラーで極寒の職員室という、

1日に何度も経験する温度差も、体にいいわけはありません。

また、断水になることもしばしばあり、

まず水の流れを確かめてからでないと、恐ろしくて用が足せなかったりと、

衛生面にも少々不安があるのも確か。

5年ほど前に、デング熱が流行した時、

汚水溜まりから蚊が大量発生したのか、バンコクの公立学校で、

罹患した生徒数が第3位とかいう不名誉な事態も発生し、

不幸にも中学生の生徒が一人亡くなるということもありました。


バンコクでお仕事をされている日本人の方のほとんどが、

適度な空調が保たれ、断水や停電の心配もない近代的なオフィスビルで

働いていらっしゃるであろうことを考えると、

薄給でこのような環境に身を置いている50代のおっさんってどないやねん

と思うこともあるのですが、

なんやかんや言って、そんな環境を楽しんでいる自分もいたり。。

昔からわかってたことですが、かなりのM気質なんだと思います。

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2020年10月14日

味わってほしいあの感覚

みなさんおはようございます。

当校では来週火曜日から期末テストが始まるのですが、

第2外国語のテストは、その期間前の授業中に済ませておくことになっています。

テスト内容については、完全に担当教師の自由裁量に任されていて、

毎年同じテストを使用していたとしても、全くかまわないのですが、

さすがにそれでは無責任すぎるというもの。

なぜなら、その学年ごとに学力や学習に対する積極性も違いますし、

クラスが、テストに対して一丸となって乗り越えようとしているのかどうか、

ということも、結構大切な点となってきます。

そんな諸々の要素を加味しながら、

「ある程度真剣な努力をはらえば、その努力に見合っただけの点が取れる」

というテストを作成することを、毎回心がけています。


また、テスト問題についても、どのような問題が出るかは、ほぼほぼ伝えます。

「この単語シートのここからここまで」とか、

「この練習問題の中から3問」とか、

「この問題とこの問題は簡単だから、せめてここだけは覚えなさい」とか、

それは、もう手取り足取り。

今まであまり勉強をしてこなかったであろう生徒には、

まず「勉強も悪くないじゃん」と感じてもらうことから始めるのが一番。

あんまり興味のない日本語の単語なんて覚えたくもないでしょうが、

その面倒なことをした結果、テストに合格できたという、成功体験こそが、

僕がテストでみんなに得てほしいものなのであります。

日本語は将来役に立たないかもしれませんが、

身についた「やればできたぁ」という感覚は、

どんな仕事をするにしても、きっと意味があるものになると思うんですよね。
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しかし、親の心子知らず、ならぬ、先生の心生徒知らず(笑)。

「あんだけ言ってやったのにー」という僕に、

「ごめんごめん、覚えようと思ったら寝ちゃってた」

なんて悪びれもなく言ってくる、生徒もいるんだろうなぁ、と

いうことは、この13年間で僕が学んできたことでもあるのです


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