2019年08月

2019年08月30日

9月

みなさんおはようございます。

もう8月も終わりですねぇ。

9月は日本の学校では2学期の始まりの月ですが、

こちらタイの学校では1学期の終わりの月。

あと2週間もすれば、期末テストが始まり、2学期が始まるのは10月の末。

休みに思いを馳せて緩々とと言いたいところですが、

この2週間で、なんとか、1学期の学習の着地点を見つけてランディングしなければならないのです。

これがまた、みんなおとなしくシートベルトをつけて座ってくれている状態ならいいのですが、そうもいきません。

大学と違い、基本的に全員を合格ラインまで持っていかねばならないので、

なーんにもしようとせず、なーんにもできない生徒の点数もなんとか辻褄合わせをせねばならぬわけです。

とにかく座席に縛りつけてでも、宿題を出させねば(笑)。

多分一人ではできないので、隣の座席の生徒に手伝ってもらうことになるでしょうがね。

そして、今年の高1はここ数年ではあまり見かけなくなった、こまったちゃんが多いクラス。

相当強い風が吹いているので、

ダダンっていう荒い着地になりそうですが、

今まで乱気流を何回も経験してきた日本語クラスのこのキャプテンが、

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なんとか事故のないように4年9組という機体を無事に着陸させたいと思っています。

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2019年08月28日

いつも通り

みなさんおはようございます。

タイの学校の登校時間は7:30と早く、

僕も道路の渋滞事情によって変わりますが、大体7時過ぎには学校に到着します。

その頃には程よくお腹も空いているため、外に買い出しへ。

二日に一度のカオニアオムーピン(大昔の記事も読んでくださいねん)



を手にしてから、立ち寄るのが、学校横のコーヒースタンド。

こちらのコーヒースタンドのおじさんとは12年前からの付き合いで、

長〜い夏休みの後など、しばらくぶりに顔を見ると、ホッとするんですよね。

なんとなく、頼りなさげな感じもまた良い感じを醸し出されてらっしゃいます。

さてさて、話は変わりますが、

若い頃って、日々変わりのない生活というのが、とっても退屈に感じられ、

「何か変わったことないかなぁ」なんて思ったもの。

それがこの歳になると不思議なもんで、

「何も変わらない」ことの方に、安らぎを感じるようになるんですね。

しかし、僕が普段一緒にいるのは、

まだまだ若いA君や、じっとしていることすら苦痛な中高生たち。

そんなに、安らぎの中に浸ってばかりはいられません(笑)。

なので、朝、おじさんのこの一杯を飲む時間だけは、

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一人でゆっくりと変わらない時間と味に浸っているのでございます。


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2019年08月26日

御神木

みなさんおはようございます。

先週土曜日に、高校3年生主催による校内日本語キャンプが行われました。

今年最後となるこのキャンプのテーマは、日本の幽霊、妖怪。

扱うものが扱うものだけに、キャンプ開催の前にきちんとお詣りをしようということになった

という話は以前こちらで書かせていただきました。

 

というわけで、早朝6時に学校に集まり、

まずはお釈迦様にお詣り。
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そして、次は祠へ移動してお詣り。

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プームと呼ばれるバラモン教由来の祠は、タイのあちらこちらにあり、

タイの方はこの祠に、「どうか宝くじが当たりますように」とか、

「素敵な彼氏ができますように」とか、

現世利益の実現を熱心にお願いするようであります。

そして、校内で最後にお詣りする場所がこちら。

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普段あまり足を向ける場所ではないのですが、

裏庭にこんな立派な御神木があるのです。

夜の歓楽街として有名なラチャダー地区にある学校とは思えない、

鬱蒼とした雰囲気のこの裏庭。

普段足を向けることがない場所なだけに、神秘的な感じもします。

人間だけの力では、どうにもならないことを、

大いなる力に祈りを捧げて、お守りしていただく。

その謙虚な気持ちこそが、生きていく上で心の支えにもなるのだな、と

熱心に目を閉じてお祈りする生徒や先生たちの姿から再認識した、そんな朝でありました。


そして、今年最後となる日本語キャンプもつつがなく終わり、

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以前も書いた通り、来期からは、学校行事が極端に縮小されることとなりました。

日本語クラスの行事だけでなく、他学科の行事にも、

我が日本語クラスの生徒が積極的に参加していたことを思うと、

何かこう、劇場が閉鎖されてしまうような、そんな気もして、寂しいのですが、

こればかりはいたしかたありません。


それを受けてというわけではないのですが、

こちらの「バンコク高校教師の緩い風便り」の更新をしばらく不定期とさせていただきます。

2年8ヶ月の間、日本人が余り知るところのない、バンコクの公立高校の様子を書いてきましたが、

お伝えできることはほぼ書きつくしたつもりでおります。


ただ、ちょこちょこと思いを綴る場所はやはり必要なので、これからは、

主にこのようにツイッターでも呟かせていただきますので、ぜひともツイッターのフォローもよろしくお願いいたします。

インスタやyoutube (これは次いつアップロードするかわかりませんが)もついでによろしくです。


ま、別に更新を不定期にするというだけで、このブログを閉じるわけでもないので、

もちろんこの「バンコク高校教師の緩い風便り」も引き続きよろしくお願いいたします!

では、長くなりましたが、このへんで!!

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2019年08月23日

夢想トリップ

みなさんおはようございます。

タイ人がノービザで日本に入国できるようになってからもう5年以上が経ちます。

その後の円安や、日本路線の格安航空会社の台頭、という理由も手伝って、

日本へ旅行に行くタイ人の数はうなぎ登りなようですね。

そういえば、僕の高3の生徒も、34人中6人ほどがすでに日本旅行を経験済み。

時代って変わるもんだなぁと感じずにはいられないのですが、

実は、タイ人がノービザで行ける国というのは、日本人のそれと比べると、

まだまだ相当限られています。

簡易的なアライバルビザで入国できる国を含めてもまだ70数ヶ国。

ノービザで189ヶ国入国可能な、世界最強と呼ばれる日本のパスポートと比べると、

半分にも満たないわけです。

また、ビザを申請すれば行けるかといえばそうでもなく、

アメリカ、カナダ、オセアニア、ヨーロッパなどは、

仕事場からのレターなども必要となるため、相当ややこしく、

個人タクシーをやってるうちのA君では、絶対にもらえないものなのです。

そんな中、南米やアフリカは、タイ人にも優しく、

ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、ボリビアといった国なら、A君も行けるというわけ。

マチュピチュ、ウユニ塩湖、イースター島、ナスカの地上絵、イグアスの滝などなど、

見所満載な南米。

なんか面白そうじゃんとばかりに

バンコクからペルーの首都リマ行きの航空券をなんとなく調べていると、

一番便利なのは、バンコク→日本→アメリカ→ペルーというルート。

これなら、日本に寄ってからでも行けるよねーなんて思ったら、

ここにもまた意地悪な罠が。。

アメリカという国はトランジットだけでもビザがいるんですねー。

というわけで、東回りでは、A君は追い返されちゃいます。。

では西回りではどうかというと、これが果てしなく遠い。

トルコ航空、イスタンブール経由でまずブラジルのサンパウロまで飛び、

そっからペルーに渡るというルートがベストで。。。。


幼稚園の頃から、国鉄時刻表を見るのが大好きで、

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目を閉じて体を揺らし、寝台列車に乗ったふりをして一人遊びを繰り返していましたが、

その癖はいまだ治らないようで。。


行く予定もない地球のどこかを頭に浮かべて、

その場所へのルートを色々夢想するのが、私の数少ない趣味の一つなのであります。


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2019年08月22日

雨漏りぐらいへっちゃら?

みなさんおはようございます。

先日、職員室に座っていると、

タイ人の仲良し先生のひとりが、涙目になって、「もうくじけそうー」

と言いながら戻っきました。

公務員であるタイ人の先生というのは、授業以外にも、それはそれは様々な仕事が山積みで、

その忙しさや、人間関係などから、いっぱいいっぱいになってしまう姿を

今までも何回も見ているのですが、

さすがお釈迦様の教えが行き届いたお国柄からなのか、

悩んでいたことすら忘れてしまうのか、

みなさん、心を整えるのが上手で、割とすぐ立ち直るんですね。

彼女にしても、2時間後には他の先生と談笑しながらご飯を食べていて、

よかったよかったと思っていたのですが。。

事件が起こったのは、午後4時ごろ。

外が急に暗くなったと思った矢先、轟音とともにスコールが降り出しました。

そして、しばらくすると、その轟音の中、ボタボタボタという不審音が。

何だ?と思う暇もなく、「あかんあかん」という先生たちの叫び声。

何と、天井と蛍光灯の隙間から、水が落ちてきてるではありませんか。

実は、僕がいる職員室の後ろの部分は、5年ほど前に突貫工事で継ぎ足した部分。

その部分の天井の数カ所から水が滴り落ちてきていたというわけ。

そして、その真下にあったのが、例の落ち込んでいた先生のデスク。。

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弱り目に祟り目とはこのことであります。

みんなで、戦後のバラックに住むボンビー家族のように、洗面器を置き、

荷物を安全な場所に運び出し、

何とかその場はごまかしましたが、これが、誰もいない夜中の豪雨だったら、さらにえらいことになってたでしょうな。

そして次の日の朝。

掃除のおばちゃんたちが、せっせと水を拭き取ってくれたのか、すっかりきれいになり、先生たちも何事もなかったように座ってました。

もしかして昨日夢でも見てたんじゃないかと自信がなくなったので、

「また昨日みたいに雨が降ったら、昨日みたいになるよね?」と聞いたところ、

「次は天井が抜けるんじゃない?」と件の先生が大笑い。

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タイ人女性は強いのであります


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