2019年06月
2019年06月07日
〜風でも美味しければそれでよし
みなさまおはようございます。
バンコクには、本格的な中華料理を食べさせてくれるお店はたくさんありますが、
たまに食べたくなるのが、「豚珍館」といったほんまにトンチンカンな
昔、どの町にも一軒はあった、日本風なんちゃって中華料理。
中華丼や天津飯を初めて食べた時、「中華料理ってすごっ!」と思ったのですが、
あれが、日本人による創作料理だっと知ったのは、ずいぶん後のことでございます。
もしかすると、どこか知らない国で、「日本丼」なるものが完成しているやもしれませんな。
さて、ここタイでも、同じようなことがありまして、
その一つに、タイ風ベトナム料理というものがあります。
「ベトナム料理屋」とうたっているお店のメニューを見ると、
だいたいがその「タイ風ベトナム料理」
で、そのお味は、「ベトナム料理ってこんなんちゃう?って作ってみたけど、結局タイ料理になってもた」てな感じ。
しかし、それはそれで、普通のタイ料理屋さんでは食べられないメニューも多く、
またかなり美味だったりするわけです。
そして、その代表メニューが「ネームヌアン」
豚のちくわ、香草、マンゴー、なす、唐辛子などにピーナッツソースをかけ、
米粉の皮に包んで食べるというもの。
これが果たして本当にベトナムで食されているのか、それとも完全なタイオリジナルなのかまではわかりませんが、
いろんな味が口の中で相まって、本当においしい一品。
タイの東北部の方は、地理的にもラオス、ベトナムと近いので、
もしかして食文化が入り混じる中で、出来上がった奇跡の一品なのかもしれませんね。
そのネームヌアンですが、この前、家の近くにある
「タイ風ベトナム料理屋(笑)」さんでがっつり食してきましたので、
百聞は一見にしかず。
youtubeチャンネル、「ぶらっとタイランド」でチェックしてみてくださいね。
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2019年06月06日
世界環境デー
みなさまおはようございます。
昨日は世界環境デーということで、例年のごとくリサイクルファッションショーがとり行われました。
今年のテーマはタイでも大ヒットしたアベンジャーズ。
古紙や段ボールなどで、器用にコスプレする技術はさすがで、
赴任したばかりの外国人教師たちは、大喜びで動画を撮りまくってました。
他にも、pm2.5をテーマにした、コメディー劇などもあったのですが、
やはり、学校行事に欠かせないのは、男子生徒メインの出し物。
今まで何回も書きましたが、ちょっとやんちゃで見栄えのいい男子というのは、
女教師、お●ま教師にとって、タマランチ。
今回も、環境デーとは全く関係のない、男子チームのヘッタクソなダンスがぶち込まれてました。
下手は下手なりに可愛いと思ってもらえる男子はやはりお得。
女子ならそうはいきませんからね。
圧倒的に女性教師が多いタイでは、まあ自然な流れといったところでしょう。
さて、この世界環境デーを皮切りに、毎年朝のイベントが続々と行われます。
七夕イベントも1ヶ月後ですが、この5年ほどで、ネタは出し尽くした感があるため、
さてどうするかと、ギック先生と相談中。
現在の日本語クラスは、見栄えのよかった男子たちや、パンチの効いたオネエも卒業してしまい、
イベント的には、花形スターのいない芸能事務所のよう(笑)。
どっかの事務所(クラス)から人気タレント(生徒)に参戦してもらわなあかんかもですな。。
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berialshunnya at 09:00|Permalink│Comments(0)
2019年06月05日
今年もみっけ
みなさまおはようございます。
ちょうど2年前に高1のひらがなテストをネタにこんな記事を書いたことがあります。
クリックして読むのは面倒臭いって方のためにサクッと説明すると、
学校の仏教行事を先生よりも手際よく取りしきるタンマ君こと、日本名「さとる」という生徒が、ひらがなテストで「く」を「〉」と書いてしまい、
「苦」の滅却かいなっていう、まあダジャレのようなネタだったわけです。
さて、5−6月は、高校1年生に対して、しつこいほどひらがなテストをやる時期。
ほんと、しつこいほどやっとかないと、経験上、後で大変なことになっちゃうのはわかってるので。
なので、もうひらがななんてスイスイ読める生徒には申し訳ないのですが、
せめてひらがなぐらいは、一人の落ちこぼれもないように、じっくり進めてるわけです。
(それでもどうしても毎年一人か二人はこぼれ落ちちゃうんですけど)
そんな中、行われた最初のひらがなテストで、今年も見つけちゃいました。
今度は、「し」が「J」に。。
「苦」の次は「死」ですか、などとくだらないことを思ったのですが、
ケアレスミスで1点を失ってしまった、女生徒の顔が、それこそ死ぬほど悔しそうだったので、
からかうのはやめておきました
これから、カタカナや漢字と、新しい文字を勉強していかなきゃならないわけですが、
まあ、何回も間違えながら、覚えていってくださいませ。
君たちの書き取りノートをチェックしている時、あまりの筆跡に、頭が痛くなることもあるけれど、
一生懸命書き取りしている横顔を見ているので、どんな筆跡でも、可愛い字に見えてきてしまうこともあります。
これって、もしかして、逆ゲシュタルト崩壊なのでしょうか。。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2019年06月03日
タイ教員免許取得への道
みなさまおはようございます。
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以前、教員免許取得へ向けて学校に通うってな前向きなこんな記事を書きました。
その学校っていうのが、フィリピンの大学の分校で、基本的にフィリピン人の英語の先生がそこでサクッとタイでの教員免許が取れるカリキュラムになってます。
しかし、そのサクッとさは、英語がネイティブだからこそ。
そして学校のスタッフは、誰もタイ語ができないという、ダブルパンチ。
しかし、この8回のカリキュラムをクリアしないと教員免許はもらえず、
免許取得の時間として与えられた二年の猶予期間が切れると、もう中高では働けなくなります。
今まで4回通いましたが、自分以外のほとんどの人が理解している授業って、つらいもんだなあ、とつくづく感じました。
座ってるだけならまだしも、意見を求められても、そもそも質問の意味すらわからない状態だし、もうヘラヘラとアホのふりをするしかない始末。僕は今まで、全く日本語を解しない生徒を、頭を悩ませながら、いろんな方法で救ってまいりました。
だから今度は救われる番とばかりに、笑顔だけは絶やさず参加しております(笑)
おかげで、授業後半にやらなきゃならない、グループプレゼンも、フィリピンの先生や、他の欧米の先生方のグループに「入れて〜」って感じで潜り込み、なんとかやり過ごしてまいりました。
あ、そういや、子供の時もこんなことあったような。。
中学の技術工作の科目で「ドライヤー」か「電気スタンド」をはんだ付けで電気回路を繋ぎながら工作するってのがあったんです。
手先の不器用さでは誰にも負けなかった私には、アルプス登山ぐらい至難の技。
わかっていることは、「自分には絶対できない」ということだけ。
しかし、ここはなんとかしのがねば、と頭を回したわけです。
僕が選んだのは「電気スタンド」だったので、ドライヤーを(楽しそうに)作っている友達に標準を合わせ、彼が作り終わるのを見届けて行動開始。
「なあなあ、電気スタンドも作りたくない?」
「ええの?」と彼。
「うん、いいよ」と笑顔の私。
ウィンウィン成立であります。
こんな経験を何度も繰り返していると、
「この世の中には必要な時に自分を助けてくれる人がいる」という確信が心に芽生えるもので、
その確信は、ひとり旅で困ったときなんかにも、心が折れないように支えてくれています。
また、僕の教育方針(なんて偉そうなものではないですが)は、
「人に頼らず生きていけるように」ではなく「人に助けてもらえるような人間になりなさい」
僕がそのような人間になれているかはわかりませんが、少なくとも、今まで数々の人たちに助けられてきたのは事実。
そして、教員免許取得学校でも、また助け続けられているわけです。
まだカリキュラムは半分も終わってませんし、本当に取得できるかどうかはわかりませんが、やるだけやってみますね。
まあ、その「やるだけ」ってのが、助けてもらったお礼として渡すために、日本から買ってきた「ぷっちょ」を鞄に忍ばせておくことだったりするのが、またセコイ話なわけですがね
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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