2019年01月
2019年01月31日
お疲れ様でした
みなさまおはようございます。
あれよあれよという間に、今日で2019年1月も終了。
そして、うちのA君も1年半勤めた証券会社を今日づけで退職することになりました。
超がつくほどの田舎で育った彼にとって、子供の頃から憧れていたバンコクシティでの暮らし。
BTSやMRTに乗って、高層オフィスビルに通勤する会社員たちの姿も、以前の彼の目には輝いて映っていたようです。いずれまた銀行員や証券マンに復活することもあるやもしれませんが、
とりあえずは、一度その生活をしてみたことで、納得もできたのではないでしょうか。
僕としましても、彼にはフリーランス的な仕事をしてもらいたいので、
(その方が学校の夏休みなどに、一緒にバカンスに行けますしねぇ)
今回の退職には賛成というか、後押ししていたぐらい。
こちらの記事にも書きましたように、このタイミングを利用して、3月10日まで出家。
その後、僕との南アフリカ旅行が終わった4月から、本格的に仕事を始めることになりそうです。
しばらくは、個人タクシーであるGRABをやりながら、資格を持っている保険セールスのフリーランスも視野にいれているようです。
日々を正しく生きて行けば、仕事においても色々な縁が繋がっていくでしょうし、
あせらずにやっていってほしいと思っています。
なんてったってまだ24歳ですしね。
これからの彼の行く末を楽しみにしている私なのであります。
とにもかくにも、会社員生活、お疲れ様でした!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2019年01月30日
人間は社会的動物である
みなさまおはようございます。
普段、タイのテレビ番組をゆっくり見ることはないのですが、
先日、何気に見た番組が、なんとも印象深かったので、ちょっとご報告
รอบโลก(ぐるり世界一周ってな意味ですかな)という名前のこちらの番組。
番組キャスターはキリッとしたインテリっぽい女性ジャーナリスト。
インドのコルカタの売春婦専用の銀行、ケージで暮らす香港の貧民、バングラデシュの女装売春婦などなど、各国の暗部を紹介するのが大好きな方なようです。
「女よりいいっていう客もいるわよ」と自信たっぷりに語る、かなりインパクト強めなお顔の女装家が登場する、バングラデシュの回などもなかなかショッキングでしたが、
今回皆さんに紹介するのは、私たちのお国、日本編。
アリストテレスの「人間は社会的動物である」という例の言葉を軸にして展開されたこの回のテーマは
「現代日本の新たなコミュニケーションのあり方」
「kodokushi」(体液で汚れた畳を持ち去る業者という割と生々しい映像が使われてました)や
「hikikomori」という用語が、日本語そのままに紹介され
(タイでは引きこもりはないので、日本語そのままに使った方がいいという判断でしょう。ま、「wasabi」みたいなもんですな)
まずは他人との繋がりがなくなってしまった人間の悲しみや苦しみを映し出し、
その後、「どんな形であってもやはり人は他者を求める社会的動物である」と言った話の筋道の先に辿り着いたのが、
ダッチワイフをパートナーとして生きる中年男性。
海辺を散歩させたり(歩けないので車椅子ですが)、水遊びを楽しんだり。。一途な愛ねと思ったのですが、家に帰ると、色々なタイプのお顔のダッチワイフがずらっと。
横で見てたAはポツリと「意外と浮気者やね」。。
社会的動物である人間の欲求を満たすために開発されるロボット技術のコーナーでは、
家でゆっくりくつろぐつもりが、心構えがないうちに色々とシュールなものを見せられて、
なんかドキドキしちゃったという、お話でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2019年01月29日
助け合い
みなさんおはようございます。
僕の仕事上の大切なパートナーであるギック先生は、現在バンコクのとある大学院で日本式経営学を研究中。
日本語で書くレポートなんかは、一人で頑張っているようで、あまり手直しをしたり手伝ったりすることはないのですが、たまに「お知恵を拝借!」とお願いしてくることがあります。
つい先日もそういうことがあったのですが、その時は
「具体的な品物を一つ選んで、顧客や市場、競争相手や競争相手に対するその商品の優位性について日本語で論ぜよ」というレポートの課題について、
「品物何にすればいいと思う?」という質問でした。
「一応、僕も大学時代は経営学を学んでいたのでね、まかせときなさい!」
と言いたかったのはヤマヤマですが、僕の口から出た言葉は、
「は?」
大学・大学院時代と、市場原理とかマーケティングとか経営戦略とかに全く興味が持てなかった私。
だから結局ドロップアウトしたわけでありまして、
今回の質問はまるで祓いきれなかった過去の亡霊に出会った気分。
まあ、ギック先生のたってのお願いなので、一緒に考えた結果、
今までにはないタイプの「オーガニックヤードム」ってのはどう?ってことになりました。
ヤードムというのは、ご存知の方も多いと思いますが、アロマベースの嗅ぎ薬で、嗅ぐとスーッとリラックスできる、暑い国ならではの商品。
実はギック先生もこの話をするまで、日本や中国でこのヤードムが一定の人気を博していることを知らなかったようで、タイ人にとっては、子供の頃から巷に溢れている、安価なヤードムにそんな価値があるとは思いもよらないようです。
じゃあ、健康ブームに乗って、オーガニックヤードムがあれば売れるんじゃない?
て二人で話し合い、今回のレポートも無事クリアとなった次第。
と、僕がそうやってギック先生を手伝っている横のデスクでは、
これまた仲良しの英語の先生が、僕の英語のレポートを添削してくれていて。。
と、助け合いの精神に溢れた午後の職員室の1コマなのでした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2019年01月28日
遂に出家でございます
みなさんおはようございます。
遂に出家といっても、私のことではなく、マイパートナーのAの話。
来月2月23日から15日間、サムットプラカーン県のタムル寺で出家をすることとなりました。
よく知られているように、タイでは成人男子は一度は出家するのが通例となっていて、
その出家で積んだ徳によって、両親が亡くなってから天国に行くことができるという信仰が根強くあります。
初めは、5月ごろの予定にしていたのですが、急遽来月に前倒しになったのにも、実はそのことが関係しています。
というのも、Aのお父さんが先日、Aが子供の頃に亡くなったお母さんの夢を見たらしく、
Aの出家が済んでないから、お母さんがまだ天国に行けていないのでは、と感じたそうなのです。
そんなわけで、先週あたりから、出家の準備が慌ただしく始まったようです。
お父さんは、出家の前日に行われる、出家パーティーの準備に奔走し、
本人のAは出家にあたって必要な書類を揃えるために、警察やクリニック、はたまたそのお寺がある町内のお目付役のお宅へと駆け巡り。。
これはもしかして出家するお寺によっても異なるのかもしれませんが、
警察からは「犯罪履歴がない証明書」
クリニックからは、採血による「薬物依存のない証明」「HIV陰性証明(なぜ必要なのか謎ですが)」
お目付役さんからは、「この子は大丈夫だという署名」
をそれぞれもらってきたようです。
出家っていつでもできると思ってましたが、思いついたらその日のうちにってわけにはいかないようですね。
プラス、出家の日には僧侶との問答にも答える必要もあったり、お経もある程度暗唱しなきゃいけなかったりと、そういう意味での準備も必要みたいですよ。
で、ですね、男子の人生の一大事にあたり、親戚や知人は出家のお祝い金を包み、それによってその方たちも徳を積むことができるという、美しい流れがあるわけなのですが、
今までAを可愛がってきてくれた、日本の皆さん。
この流れに参加されたいという方は、遠慮なく私にご一報くださいませ。
みなさんの思いを、封筒に入れて、きちんとお届けいたします

そして日本できちんと回収いたします

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2019年01月25日
ギリギリセーフ
みなさまおはようございます。
と思った時、先生が一言。
タイでの教員免許取得のために、重い腰をあげたことは、以前こちらの記事で書きましたが、
この前の日曜日にその教員免許取得のための最初の授業があったので、バンコクでの数少ない友人であり、共に公立学校で働いてきたという戦友でもあるk女史とともに乗り込んできました。
このコースに参加している先生たちのほとんどがタイの中高で英語の先生をされている方で、フィリピンの方が圧倒的多数。
タイの中等教育の場で、英語教師としてどのようにあるべきかを学ぶことが、このコースの主眼であり、それ故にコース修了者には正式な教員免許が与えられれことになっているのです。
なので、日本語を教えている我々にとっては、あまり関係のない話。
その興味のわかない話を苦手な英語で聞かねばならないという地獄。
タイなんだしタイ語ができればいいじゃん!なんて言いたくなりますが、
その場にはタイ語ができる人は、学校のスタッフも含めて皆無。
そう、バイヨークスカイの裏手の路地というディープな場所にあるこの学校では、
タイ語はなんの意味も持たないのであります。。
そんな我々をよそに、英語で授業がガンガン進められていく中、数少ない情報源の中で理解したことが、どうも、ペアを組んで与えられたテーマについてプレゼンを行わなければいけないということ。
読むことに関しては、まだなんとかなるので、ペーパーではごまかしがつくのですが、
なんせ、聞くことと話すことに関しては、読解が80とすれば15ぐらいの能力しかない私。
ここまで追い詰められた授業というのも、今までなかったような。。
僕のクラスの日本語が全くわからない生徒って、毎日こんな気持ちなのかぁと思いを馳せ、
これからはもっと優しくするよ、なんて反省してみたり。
そんな中、クラスはプレゼンと質疑応答で盛り上がり、あと2組で私たちの番。
崖っぷちに立たされ、後は友達と二人で覚悟を決めて飛び降りるのみ。。
と思った時、先生が一言。
「すみません、時間がなくなったきたので、残りの人は、サマリーだけ提出してください」
オーーー!気分は救出ヘリに手を振る遭難者であります。
よかったねぇ、と友人と手を取り合い喜んだのはいいですが、
このコースは全8回。
あと7回も遭難せんといかんのですな。。
ま、この歳になって急に英語力がつくとも思えないので、
これまた学校の勉強ができない生徒に見習って、先生にヘラヘラ笑顔ですりよって、
なんとか修了させてもらおうと思ってます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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