2018年12月

2018年12月24日

ビザ更新無事終了

みなさんおはようございます。

私が所属する派遣会社のスタッフの尽力により、先週の火曜日に無事労働ビザを更新することができました。

今回のビザ更新に至るまでに、乗り越えるべき課題もあり、それについてはこちらの記事を読んでいただきたいのですが、

サクッとまとめると

今から2年以内にタイ国で公的に認められている「教員免許」を取るという条件付きでハンコを押してもらえたわけなのです。

さて、今学期も残り2ヶ月余りで終了。5月から始まる2562年度(仏暦です)は私にとってこの学校での教師生活12年目となります。

来年高校3年生のあの子たちって、僕が赴任した年はピカピカの小学1年生だったんだ、と思うとちょっと感慨深いものがありますね。

その間に彼らの柔らかい脳の中では、自国語のタイ語能力がどんどん向上し、英語や日本語までも習得していこうという中、カッチカチの私の脳では、タイ語は上達するどころか、化石化が顕著となり、あまり口にしなくなった日本語は、昔のように流暢に出てこなくなったというありさま

しかし、長い間定点観察をしているうちに見えてきたこともたくさんあり、そんなことをこちらのブログで書かせていただいている次第であります。

決まった時間に学校へ行き、お釈迦様に手を合わせ、決まった場所でコーヒーを買い、いつも同じような店で先生たちと与太話をして昼ごはんを食べ、「面倒くさいねー」なんて言い合いながら、授業へ行き、授業をしたらしたでそれなりに心地よい疲労感に包まれる。。

飽きるほど当たり前になったこんな生活を心地よく思えることって、幸せなことなんだろうなぁ〜。

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校舎の廊下からのこのいつもどおりの美しい風景を目にして、ふとそんなことを思ったのでした。


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2018年12月21日

腐女子によせていく男子??

みなさんおはようございます。

前回、ニー仏さんとのツイキャスでも話題にさせていただいたのが、腐女子

もしかしてこの言葉をご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、

ウィキの定義を引用させていただくと、

「やおいやボーイズラブと呼ばれる男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む女性のこと」

となっております。

タイにもこの腐女子というのは、それこそ「腐る」ほど存在しているわけですが、

学校で仲の良い英語の先生もその一人。

しかし、タイの腐女子というのは、ウィキの定義の2次元世界を飛び越えて、

その想像力は3次元に移行し、歌手や俳優同士の愛を彼女たちの世界の中で勝手に育くみ、

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その世界を共有し、心をときめかせているそうです。

その先生が言うには「世界中どの国でも一緒よ」とのことですが、はたしてどうなんでしょうかね

さて、そんな中、リアル男子はどうかというと、

これもまた、ちょっと不思議な動きを見せていたりするわけです。

今の高3のクラスにはバリバリのオネエが二人いる他は、怪しいのが約1名いるものの、

残りの男子は、サッカーやゲームが大好きないわゆるノンケ(ストレート)。

なのですが、たまに、顔を寄せ合ってキスの真似事をしたり、友達の膝枕で寝てみたり、

こっちがドキッとする(ノンケの男の先生なら逆にドキッとしないんでしょうけど)ことをしたりするんですわ。

前から気になってたので、その腐女子先生に「あの男子生徒同士の遊びはなんなの?」と聞くと、

「もしかしたら、女の子が男同士のそういうことが好きなのを分かってるから、女子の注目を浴びたくてやってるのかも」

という、なんとも腐女子目線な答えが帰って参りました。

タイ人の行動や考え方って、基本的には、シンプルでまわりくどくないのに、

この手の話になると、一転して複雑怪奇になるのが本当にアメイジング。。


隣同士に住む、新婚夫婦と偽装夫婦。

退屈な生活を送る偽装夫婦が始めたゲームは、どちらが隣の旦那を落とせるかというもの。

奥さんがセクシーな態度でストレートに誘惑する一方、

旦那は彼の中に潜む心をうまく引き出していき。。


と、こんなパターンのテレビドラマもあったりと、

今まで何回言わせてもらったかわかりませんが、

やはりこの国は、アメイジングなのであります。
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2018年12月20日

育まれる喜捨の心

みなさまおはようございます。

先週、恒例のテートマハチャートという仏教行事が講堂で行われました。
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13話に分けて僧侶が語られる、お釈迦様の前世であるウェートサンドーン王子の物語を、中1から高3までが、割り当てられた時間に2話ずつ聞くことになっています。

この行事については以前も書いたことがあるので、興味のある方はこちらの記事をご参照ください。

さて、この行事にあたっては、各クラスの担任が、保護者からタンブン(喜捨)を募ることになっており、その合計金額も発表されることとなっております。

1000バーツ以上の寄付に対しては、「バイアヌモータナー」という証明書が学校から発行され、寄付控除として、所得税にも反映されるらしいです。

あ、ちなみに、お寺に喜捨してもこの証明書はもらえないので、あしからず

で、ですね、そのテートマハチャートが催された日の朝、

校門から1列になって入ってくる生徒へ向けても「喜捨」を募る鉢が置かれ、

先生が高らかに、

「今回の試験でいい成績がとれますように、タンブンしましょう!」

と叫んでいらっしいました。

善因楽果はそういうことではないとは思うのですが(笑)、

お寺の前でも、「たくさんタンブンして天国へ!」なんてフレーズが流れていることもしばしばあり、

こういった極端さも、タイ仏教の一面としてあるとは思います。

まあ、子供としましても、ここで喜捨したところで、テストでいい点が取れるとは思っていないのでしょうが、それでも、自分のお菓子代をすっとタンブンしていく姿を見ると、

やっぱり「なんかいいよね」と感じる私なのでした。


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2018年12月19日

小芝居も可愛いもんです

みなさまおはようございます。

今日も先週実施した日本語科目の中間テストのお話。

年が明けると、高3との付き合いもあと2ヶ月弱。

もうここまでくると、最終学期ぐらいはみんなにいい成績を上げたいですから、グループ課題や平素点などで、点数を大盤振る舞いしております。

さすがに、中間テストといったペーパーテストではそのようなわけにはいかないのですが、

そこにはちょっとした仕掛けが。

10点満点のテストのうち3点は、マルバツ形式の2択問題。

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そうなると、自動的に発動される、生徒の助け合い精神。

あからさまにはやらないですが、解答に自信のある生徒から正答が伝わっていくようです。

手口ははっきり分かりませんが、採点すると、見事なまでに、その問題だけ解答がそろっとります。

「伝達上手やねぇ」とからかうと

「だって助けたいし」って笑顔。

逆に、もし解答がバラバラだったら、「助けてやれよー」って思っちゃうかも。

で、その日に他校とのサッカーの試合で来れなかった男子生徒が一人いたので、次の日に職員室でテストをさせたのですが、

こちらとしては、マルバツ問題の答えが友達から漏れていることは百も承知。

でも、僕の目の前で、いきなり正答を書き込んでいくのは気が引けたのか、

頭を抱えて考える小芝居をしてやがりました。

同じ部屋にいたギック先生と

「見て見て、考えてるふりしてるー」って、クスクス。

テストの結果は、その3点と、なんとか自力で捻出した1点で合計4点。

こんなことを書くと、カンニングを容認しているふざけた教師だと思われても仕方がないですが、

高1と高2の間は、きっちり厳しくテストしておりますので、どうかご容赦くださいませ


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2018年12月18日

ミスユニバース2018

みなさまおはようございます。

昨日朝7時から3時間生中継されたミスユニバース2018。

授業がないので、僕もがっつり見させていただきました。

今年は、タイが主催国ということもあり、例年より盛り上がっていたのではないでしょうか。

前日にはyoutubeで、94カ国美女のウォーキングをチェックして、ファイナリストを自分なりに予想。

その中で僕が最も注目していたのが、南アフリカ。

今一番行ってみたい国ということもあり、余計に気になったのかもしれませんが、

その美しさはまさに大地の女神(例えが下手すぎてすみません)。
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なんかライオンもひれ伏しそうなそんな神々しさなんですわ。

結果から言えば、彼女は準優勝。

こういうのって、自分の予想が当たると、美意識が間違ってなかった気がして、ちょっと嬉しくなりますよね??

そして優勝は、毎回上位に食い込んでくる、フィリピン。

「マニラに住む貧困層の子供たちのために、活動して行きたい」とのことで、

これからはチャリティーなどで、活躍されていくのだと思います。
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美しさで子供たちを救えるって、素敵ですよね。

さて、この大会では、「報道の自由とは?」なんていう難しい質問に対して、

素早く答える頭の回転の速さと言葉選びの巧みさも重要となってきます。

なので、美しさと言っても、品性と知性に裏打ちされた美しさでなければ勝ち上がれません。そういう意味では、「女性を外見で価値づけるコンテスト」とは対極にあるものではないでしょうか。

最後に余談になりますが、生中継終了時に、

「さて、今日は月曜日ですね、みなさんそろそろ仕事に戻りましょうか」というコメントに、

タイ人のミスユニバース好きを感じたのでした。
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