2018年09月
2018年09月28日
長〜い二日間になりそう
みなさまおはようございます。
旅へ出かけるその日の朝って、やはりいいもんですね〜。
そうです、今晩の深夜2時のフライトで、いよいよアムステルダムへ〜!
というわけで、すごく楽しみなんですけど、
その前にきっちり片付けないといけないことが。。
仕事面では今日は成績表を学校に提出する最終日。
抜かりがないかもう一度確認。
その後、昼1時から予約している整体&ストレッチへ。
長距離フライトのための腰の最終調整です。
そしてもう一度夕方に学校へ戻り、6時から講堂で行われる定年退官パーティーに出席。
そこでたらふくただ飯をいただいた後、車でサムットプラカーンの家へ帰宅。
最終荷造りとシャワーをすませ、Aの運転で空港へ。
2時のフライトが経由地アブダビに到着するのが現地時刻朝5時。
アブダビとは3時間の時差があるので、こちらの時間では、朝8時。
9時にアムステルダム行きの飛行機に乗り換えて、さらに7時間。
アムステルダム到着は午後2時ごろ。これまたこちらとの時差が7時間なので、
こちらの時間では明日の夜9時に向こうに到着ということになります。
15年ぶりに会う友達とは、晴れやかな笑顔で再会したいのですが、
多分、今日と明日の強行軍で、いつもより5歳ぐらい老化していることは必至

桃井かおりさんみたいに、飛行機の中でパックして寝ようかしら。。
ま、そんな冗談はさておき、
久しぶりの友とアムステルダムで再会という、
なんかちょっとおしゃれなシチュエーションをじっくり味わいたいと思います。
あれ?
昔、なんかこれに似たおしゃれな話をどこかで聞いたような?
あ、そうだ。。
「ケイとは今でもすごく仲良し。この前もフランスのリヨンで待ち合わせて一緒にショッピングしたの」
っていうピンクレディのミーさんの言葉でした。。
それでは、行ってきます!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2018年09月27日
#16 甘え上手なやつら
今日は学期末に繰り広げられる、生徒と先生の攻防戦についてお伝えします。
こういう時ってやはり母性本能をくすぐる男子は得だなぁと思うわけです。
期末テストが終わると、テストの点とともに生徒が気になるのが、総合成績。
タイの学校の通信簿は次のように総合点に対応して、1から0.5刻みで4が最高となっております。
50-54 1
55-59 1.5
60-64 2
65-69 2.5
70-74 3
75-79 3.5
80-100 4
で、ですね、学生が期末テスト後に必ず、点数とグレードを聞いてくるのはわかっているので、
僕は集計が終わると、名簿に期末試験の点、総合点、そしてグレードを記入し、
写メで学級長にラインで送るようにしています。
クラス全員に点数もグレードも丸わかりですが、日本では問題になるのかな??
ま、そのことはおいておくといたしまして。。
僕はあらかじめ生徒とあるルールを決めています。
それは、今までの点数と期末テストの合計が例えば69や74なら、
1点は繰り上げてあげるというルール。
優しすぎると思うでしょ?
でも、実はこれ、さらなる優しさを求められないための、防御策でもあるんです。
というのは
1点足りないならあげるけど、2点足りないなら諦めなさい、ということ。
そうでもしないと、「特別な課題をするから、あと2点、あと3点」って生徒が言ってくるのもわかってるし、
特別な課題を考えるのもまた一仕事、そして、
その課題が提出されるまで仕事が終わらないのもまた厄介ってことで、
ここはお役所的にルールに従ってもらってます。
ま、ペーパーテスト以外では散々お助け点をあげてるので、最後ぐらいはちょっと締めとかないとね。
その点、タイ人の先生は優しい先生が多く、
「なんでもするからぁ、あと2点頂戴」って高3にもなって甘えてくる男子生徒に
「仕方ないわねぇ、じゃあノートに英単語を200書き取りで2点」とか、
助けてあげる先生をよく見かけます。
こういう時ってやはり母性本能をくすぐる男子は得だなぁと思うわけです。
そんなことを思っていたら、
この前のスピーチコンテストの会場で、
後ろに座っていたどちらかの学校の日本人女性の日本語教師の方二人が
「こっちの男子学生って、なんかツボをくすぐられるというか、相当可愛いよね」
と語り合ってらっしゃるのが聞こえてきました。
微笑みの国の甘え上手な男たち。。
これも一つの才能ですよねー。
2018年09月26日
ISETAN5階での閉店間際の争奪戦
みなさんおはようございます。
授業も終わり、学校ネタもあまりないので
しばらくはつらつらと思いつくことでも書き連ねていこうかなと思っております。
さて、バンコクには大型ショッピングモールがいくつもあり、
もし旅行で来られた際に、有名どころのデパートをはしごされるとしたら、それだけで丸々3日はかかってしまうのでは、と思うほど。
今日はその中から、セントラルワールドの中にすっぽりと入っているISETANデパートの5階の食料品売り場で毎夜繰り広げられている光景をご紹介。
この5階の食料品売り場というのは、さすがISETANだけあって、日本食がメイン。
また6階には、本屋の紀伊国屋と、日本料理店が軒を並べる「ご馳走通り」があり、
この2フロアはさしずめリトルトーキョー。
もちろん日本人客も多いですが、それにも増して日本食大好きタイ人もここを目指していらっしゃっています。
では、話を5階の食料品売り場に戻しましょう。
この売り場の一角に、寿司や海鮮丼を売っているお店があります。
このお店、ISETANの閉店時間が近づくと、半額セールがあるのですが、スーパーのようにシールを貼るわけではなく、店員の方が、
「今から50パーセントオフです」というだけ。
そしてその声も、その店のそばにいないと聞こえないほど。
だいたいこのセールが始まるのが9時過ぎなのですが、これまた売れ残りの量によるので日によってまちまち。
だからといって、あからさまに店の前で待っていようものなら、
店長さんらしき女性に
「買わないならどっかに行きなさい」的な目で見られ、
「今日は割引はしなわよ!」と声を荒げられたりもするので、
訳知りな人たちは、その店からつかず離れずで回遊魚のようにぐるぐるとそこらへんを徘徊しています。
僕とAはそんな人たちを尻目に、サクッと定価でお買い上げ。。
なんてことはもちろんなく、
イートインコーナーの椅子でペットボトルのお茶を飲みながら、
店の様子を伺っているというツワモノ。
半額セールが始まると、店あたりの空気が「ざわっ」とするので、
それを合図にAがダッシュをかまし、
いなり寿司とサーモンいくら親子丼をゲットするというのが、必勝パターン。

デパートに到着した頃にはもうそのセールが終わっていたり、セール前に売り切れていたりという日もあるので、いつもうまくいくとは限らないのですが、
うまくいった日は、明日もいい1日になりそうな気がするんですよね。
セール直前に定価で買っていく、30歳代の駐在員さんを見かけると、もうちょっと待ってた方がいいよ、って声がけしようかな、なんて思うのですが、
「大丈夫です」ってさらっと言われそうなので、やめといた方が賢明ですね

あ、ちなみにこの争奪戦に参加しているのは、ほぼほぼタイ人だということだけ最後にお伝えしておきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2018年09月25日
契約書のいらない関係
みなさまおはようございます。
自分の科目の期末テストを終え、先週のうちに点数集計をすませ、二学期に控えたコンテストの生徒との打ち合わせも終えたので、
今週はふらっと遅めに登校してふらっと早めに帰ろうと思ってます。
そんなことを書くと、一体どんな雇用形態?って思われますよね。
実は、僕と学校との契約というのは、間に教師派遣会社(英語がメインで日本人教師は僕のみ)が取り持つ形でこの10年間続いてきています。
ただ、その契約というのが最初こそきちんとしていたものの、
そのうち、信頼関係が契約書を上回るという感じで、
実際今年分の契約書も確かまだもらってなかったんじゃないかな

うろ覚えなんですが、契約書的には、10月は2学期が始まるまでの2週間が休みで、
それまでの平日は学校で待機しなきゃいけなかったはずですが、
そんな何もない時に学校にいようもんなら
「先生、何しにきたの?」って聞かれる始末。
そもそもタイムカードもないですしね。
それに加え、外国語学科では最古参&最年長ということもあり、自分の好きなように自由にやらせてもらえてます。
その代わり契約書には書かれていないであろう、コンテストの練習、行事ごとの仕切り、日本との高校との交流会、はたまた今回の実習生の受け入れなどといった仕事も、やったほうが学校や生徒のためになるだろうな、と思えば、内心「大変だなぁ」なんて思いながらも、なるべく引き受けるようにしています。
ま、「大変だなぁ」と思っても、やればやったで楽しめちゃう自分がいることもわかっているので、学校や生徒のためってのは、ちょっといいように言い過ぎですな。。
とにもかくにも、この学校が今までの僕の人生の中でもっとも恵まれた職場であり、僕が自分らしく自分の力を発揮できる最高の場所であることは間違いないです。
この先、労働ビザの関係などで、いつこの学校を去らなきゃいけなくなるかもわかりませんが、
その日まで、この学校と出会えた幸運を日々味わいながら、過ごしていきたいと思っています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2018年09月24日
けいじ君の最後の闘い
みなさんおはようございます。


今学期の最終イベント、日本語能力全国大会が、昨日ランシット大学で行われました。

各地方の予選大会を勝ち上がった高校生が集まってくる様子は、甲子園さながら。
けいじ君の出場するスピーチは、北部、東北部、バンコクおよび東部、中部および西部、南部の5つのゾーンから各3名がエントリー。

バンコクおよび東部大会をギリギリ3位で勝ち抜けたけいじ君だけに、目標は、「力を出し切って笑顔で帰ること」ただ一点のみ。
そしてクジで決まった出番は2番目。
今までの予選では最後の方の出番が多かったので、どうだろうなあ、と思ったのですが、
そんな僕の不安をよそに、余裕の笑顔で話しきり、審査員の二つの質問にも、ビシッと答えてくれた彼。もう、フィギュアスケートのコーチのように両手を広げて出迎えてあげたくなりましたよ。
しかしその後、けいじ君より日本語の発音が上手で、賢そうな才女がたくさんでてきたので、テクニカル点では、彼女たちには及ばないことは感じていました。
でも、こちらには、オネエが笑顔でかもし出す柔らかい雰囲気という、芸術点の強みがあります。
総合的に見て、5位の敢闘賞に手がとどけば、うれしいな、と思っていたのですが。
午後の結果発表。。
敢闘賞から順々に名前が呼ばれていく中。
残念ながら最後までけいじ君の名前が呼ばれることはありませんでした。
こうやって、練習期間を含め、6月から3ヶ月にわたる、けいじ君の闘いは終わりましたが、
地区大会から始まり、3回も大きなステージで日本語のスピーチを披露できたことは、きっとこれからの自信につながることだろうと思います。
そして、教師と生徒のカマカマタッグが全国大会まで行けたことは、
僕にとってもいつまでも素敵な思い出として残るでしょう。
けいじ君、ありがとう&おつかれさまでした。
これからも日本語頑張ってね!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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