2017年01月20日
特別な朝
今朝、学校でプミポン元国王の100か日法要がいとなまれました。
いつもは子供たちの嬌声で包まれる校庭に、10名の僧侶による読経が厳かに響き渡ります。
そして教師と生徒全員によるタンブン(お布施)。
さて、プミポン元国王が提唱された政策に「セータキットポーピアン」というものがあります。日本語では「足るを知る経済」、英語では「sufficient economy」と訳されています。
我々人間はどうしても「もっともっと」という欲を持ちがち。もっとお金がほしい。もっといい暮らしがしたい。
そのもっともっとという欲に取り憑かれ大切な人との大切な時間も失い、いい暮らしを目指していたのに、結局心は満たされていないということもあるんじゃないでしょうか?
身の程をきちんとわきまえながら、その中でそこにある幸せをしっかりと感じることの大切さ。忘れがちなだけにもう一度確認したいものですね。
また、プミポン元国王は、足るを知る経済の実現のために、タイ全土を自らの足で歩かれ、辺境地帯の国民の生活にも心をくだかれました。
そしてその御偉業は、農業やダム事業、人工雨の発明など多岐におよびました。
懸念されていた御崩御後の国の混乱もなく、今タイは静かに時を刻んでいるように見受けられます。
タイ人のみなさんには、偉大な父の子供として、亡き父の思いを胸に、平和で幸福な生活を営まれていってほしい、と心より願っております。
トホホ?なリノベーション
みなさんおはようございます。
さて、どうして急に職員室を空にしなきゃいけなくなったかという、昨日の続きでございます
さて、どうして急に職員室を空にしなきゃいけなくなったかという、昨日の続きでございます
間違ってたらすみません。
でも多分あってると思うんだけどなあ。
あのう、なんか、ノリでやってません??
ていうのも、改善と改悪のカオス状態なんですよ。
新しく設けられた、食堂横の男子トイレなんて、何を間違えたのか、一時期外から丸見えで、公然猥褻状態になってしまったので、あわてて囲いを追加。。
そのデザイン、斬新でいいねー、って会議で満場一致で決まったものの
いざ作りおわったら、え?ってなったにちがいない。(←あくまで私の想像)
まあそのトイレは他人事だったので、ゲラゲラ笑ってたのですが、こんなことも。。
僕の職員室と日本語教室がある第一校舎は7階建てのため、エレベーターが設置されています。
そのエレベーターなんですが以前までは、ごくごく普通のちょっと古めのエレベーターだったんですが、故障することもなく、別段不便は感じてなかったんですね。
で、去年のことなんですが、新学期がはじまって学校に行くと、そのエレベーターが5つ星ホテル並みに豪華さに。
おーすげーじゃん!!
床も扉のクロスももなんかいい感じで、中には重厚感あふれる鏡が。
授業前に身だしなみもチェックできるしね。こりゃいい。
さ、このエレベーターでさっそうと授業に。
中には4人の先生が扉を開けてまってくれてました。
サワディーカップっとあいさつをして中へと。
「ブ~!!」え?
もう一度外に出て入り直し
「ブ~!!」え?え?
重量オーバー?
5人目で? 前は6人余裕でのれてたのに?
そんな不思議が何日も続いたある日、先生たちの中でひとつのうわさが。
「これね、この素敵な鏡のせいらしいわよ。。」
ん?
そうです、例の重厚感あふれる鏡、重量もあふれすぎていたようです。
やってしまいましたね。。。。。
なので、朝礼が終わって先生たちが職員室へもどるラッシュ時は、
ちょっとしたアトラクション待ちのような行列が。
それでもイライラせずに、せっかくの時間はおしゃべりに使いましょうと、先生方の交流の時間になってたりも。
まあ階段使えば早いんですけどね、そんな選択肢は誰の頭の中にもないのでした。
(学校の名誉のための後日談・・昨年末からまた元通り5人ほど乗れるようになりました。
結局、鏡のせいだったのか、単なる設定ミスだったのか。。謎のまま)
そして、数週間前から今度は、職員室の床を張り替えるという噂が。
まさか学期のど真ん中にそんなことやらないだろうけど、期末試験終わるころには荷物を運びださなきゃいけないかもねー。
床なんて変えなくても別にいいのにねー、なんて言いあってたのですが。。
昨日の朝職員室の扉をあけると、警察の一斉捜査が入ったかのような状態。
上司の先生に、「もしかして?」という視線を送ると
「あさってには床の張替えですって」という答えが。。。
で、その間どこにいればいいんですかねー、と聞くと、
「ここらへんの部屋どこでも」って素敵な返答
ラジャー!今さら驚きゃしませんよ、ハッハッハ
このようにして、これからも、どんどん変わっていくであろう学校。
これもまた無常ですな(笑)。